not enough

欲しがって ケモノになって

君はそのままが一番。

 

知念侑李くん、24歳のお誕生日おめでとう。

11月30日を意識的に過ごすのも今年で11回目。そう考えるとすごいな、生まれたばっかりの子が小学校高学年まで成長できるよ。もうすぐ干支が一周するね。こんなふうに文章に残してお祝いすることは何年かぶりだけど、毎年11月30日が特別な日であることは変わりなかったしこれからも変わらないと思う。知念くんが生まれてきたこと、本当に感謝してる。生まれてきてくれてありがとう。


知念くんに出会ったことは何度も書いたし知念くんに対する気持ちもたくさん書いてきた。でも今日は特別な日だから、今日も書いてもいいですか。

現役の知念担みたくいろんな雑誌から言葉を抜粋したり、ラジオでの発言を引用したりはできない。だって、Hey! Say! JUMPとしての10年間の約半分のことはもう知らないことになってしまっているから。私の知っている知念くんでしか語れない。私の中で知念くんは、2013年で止まっている。そこから4年間、私が知らない成長をたくさんしたのかもしれない。私が知らないことをたくさん克服しているかもしれない。そのほとんどを知らないけど、2017年に見た知念くんは、いい意味であのころのままでいた。知念くんは、知念くんだった。


しばしば知念くんのことを「天才」と呼んでしまうのは、担当贔屓ということを除いても世界に通用すると思っている。(という時点でかなりの担当贔屓)でもきっとちゃんと努力してるんだよね。それを見せないだけ。知念くんにとってはきっとそれがナンセンスで、表に出さないでこなすことが知念くんのアイドル道というか。そういうことなのかなって勝手に解釈してる。「天才」というのは器用であることの比喩として使われているけど、得てして彼の場合本当に天才的な才能を発揮することがある。リアルタイムで見たことなかった「コレダレドンピシャーナ」という企画は、最近はじめて見たけど本当にビックリした。あの勘の良さが日ごろの器用さに響いているのかもしれない。とはいえ運もある。運にさえも愛される男なのね、知念侑李は。そう、知念くんは誰にだって、何にだって、愛されてしまう。愛されるべき人。関わる人はみんな愛さざるを得ないよね、きっと。その「愛され力」は本当に天才的だ。数多の先輩方や芸人さんたち、共演者に「可愛い」と言わしめる24歳。罪深い。


知念くんは自他共に認める完璧なアイドルだ。「自他共に」という、そこが自担たる所以だった。

知念くんには生まれつきのアイドル性があるんだろうけど、それだけじゃないと思う。「アイドルとしての自覚」が生む、後天的なアイドル性もきちんと持っていると思う。自分のキャラ位置を把握した言動、自分の魅力を知りつくしたポージング、分け隔てないファンサービス。天使のような外見を全力で生かしたキャラと、実はけっこう男っぽい中身を生かしたキャラ、そして本当に時々ぽろっとこぼれ出てくる天然の部分。狙っていることと、そうじゃないこと。そのバランスは本当に絶妙だ。そしてその全部がまぎれもない「アイドル」のそれだ。デビュー当時のルックスと声から「カワイイ」路線で売り続けていたにも関わらず、いつのまにか3枚目に走り出し(多分ザキヤマと内村先生の影響)、「カワイイ」と「おかしい」と、ドラマに出始めてからは「カッコイイ」が足されて、その全部が武器となっていよいよ知念くんはアイドルとして最強になっていった。それでも知念くん自身はきっとそれほど変わっていなくて、ごく自然に、柔軟に対応した結果なんだと思う。変わっていないようで、少しずつ変わっていることは間違いない。だから常にその時の知念くんを好きだなあと思うし、いつ見ても「今の知念くん」が最高だなあと思う。


そんな最強のアイドル知念侑李は、私の中でずっと特別な存在です。担降りした今も何かが知念侑李を超えたわけではなくて。そんなこと言うと今の担当に失礼だけど、きっとこの先もずっとずっと知念くんを超える人は現れないし、知念くんがアイドルを続ける限り、私の中のナンバーワン&オンリーワンアイドルは知念侑李です。それは変わりません。それはきっと、知念くんが思い描き歩んでいる「アイドル道」が、私の思うそれと一致しているからだと思います。知念くんが「生涯現役」というなら、私はそんな知念くんを一生、最高のアイドルとして崇めて生きていくんだろうな。


きゅっと上がった口角。げっ歯類みたいな上前歯。立派な眉毛。かわいいたれ目。きれいな二重。濃くて長いまつげ。ちょっと大きい矢印鼻。仕事があるときだけ染める髪。ピアスみたいなホクロ。広い肩幅。逞しい腕。引き締まった筋肉。先が細くてきれいな指。軸のしっかりしたターン。しなやかな身のこなし。身軽なジャンプ。物憂げな流し目。歌う時に動く空いた手。眉間によるシワ。とがる薄い上唇。前髪をいじる指。気を抜くと開いちゃう口。すぐ裏返る声。すぐまくりすぎる右の袖。ドラマをやると荒れる肌。一貫して「僕」な一人称。可愛い手の振り方。結局可愛い全力の変顔。いつまでも人見知りなところ。犬が苦手なところ。一人の仕事が苦手なところ。でも絶対に全部やりきるところ。俺が俺がってしないところ。でもオイシイ場面で目立っちゃうところ。決して積極的ではないところ。でも負けず嫌いなところ。つらい人の隣に寄り添えるところ。一緒に泣いてあげられるところ。でも人前では泣かないところ。なんでも完璧にこなせるところ。でも努力を見せないところ。ずっと大野くんを尊敬し続けているところ。共演すると嬉しさが表情に出すぎるところ。ステージ上でスイッチを一瞬たりともオフしないところ。常にファンを見ているところ。本当にマシーンかのごとくファンサするところ。曲中でも団扇に反応しちゃうところ。団扇に答えすぎてメインに戻るタイミングに間に合ってなくて下手の花道をダッシュしちゃうところ。いつでも自信を持っているところ。いつでも最高のアイドルでいてくれるところ。


24歳だから24個あげようと思ったら倍以上の50個になってしまった、知念くんの好きなところ。こんなにも魅力に満ち溢れた人に私は初めて出会いました。評価されるべき人だ!とかそういう偉そうなことは言えないけど、これからも知念くんの思うアイドルの道を知念くんらしく歩んでいってほしいなと思っています。そしてその姿をこれからもたくさん見せてください。生まれてきてくれてありがとう。アイドルになってくれてありがとう。知念くんの24歳が幸せに満ち溢れた素敵な年になりますように。24歳の知念くんもたくさんの人に愛されて、たくさんの愛に包まれますように。