not enough

欲しがって ケモノになって

じょうはしを拗らせている今日この頃。

 


舞台系の雑誌ラッシュで情報に溺れ、嬉しい悲鳴の毎日です。陸の孤島・九州には土曜発売のものも火曜まで入荷しないですからね。平日になれば入るだろうと思って月曜に本屋3つも回ったよ!次の日行ったらあったよ!本当にもう!!!
そもそも発売日にはほぼすべての写真を保存してはいましたけれども、いや~~~~~もう!!!こんなにじょうはしが一緒にいていいんですか!ってくらい供給過多なんですけど………いいんです!!!!!(私の中の川平慈英が顔を出した)写真だけでもだいぶしんどかったのにインタビュー読んだらさらにしんどさが増したので感想雑記。一周回って拗らせて病んでるけど気にしないで。

 

 

そもそもこんなにじょうはしがじょうはしする前から「藤原丈一郎大橋和也」というセットが好きだった私にとっては、今の状況が本当にお年玉か何かのご褒美か状態で、このじょうはしフィーバーが終わったらバチでも当たるんじゃないかとそわそわしている次第です。まあ、このフィーバー後に一気に虚無感に襲われ生ける屍となることは間違いないのですが。(だって併せてリューンロスもくるでしょ、喪失感が致死量なのは目に見えてるよ)

藤原担の中でもじょうこじ派とか、今丈派とか、同期(神丈)派とか、最近だとエンドレス派とか、様々あると思うんですけど、かくいう私も今までは今丈派でした。前々から今江大地大橋和也は贔屓にしがちだったんですけど、全然、今丈派でした。なにをされても動じない仏の大地に躊躇なくちょっかいを出すじょういちろう(6さい)みたいな関係が好きでした。
しかし!突然、朝田淳弥という強敵が現れるわけです。正直じょうくんを追うようになるまで淳弥がそんなにも今江大地担だということ(そしてそれは片思いではなく絶賛両思いといということ)を知らなかったわけです。今朝の尊さについて全然知らなかった。しかし今朝を知った以上、今江大地を淳弥から奪うわけにはいかない…というか奪うことは不可能だということを悟らざるを得なくなった。

そうして何きっかけでじょうはしに目覚めたかはわかりませんが、気が付いたら立派なじょうはし厨でした。大橋くんの名誉のために言いますが、決して消去法じゃないですからね!!じょうくんに並んで今江・大橋と贔屓にしてきて、大地を淳弥に取られたからって「じゃあ大橋にしよ」みたいなことじゃないよ!!!


シンメ厨の私は、シンクロする双子タイプのシンメより、キャラもパフォーマンスも正反対・真逆のシンメの方が好きなんです。菊池風磨中島健人とかいい例ですね。あとは松松とか。(ちなみに今も昔もちねもり厨ですが彼らは厳密には立ち位置がシンメトリーではないので省きます)
ふまけんも松松もじょうはしもなんですが、お互いがお互いをリスペクトしながら、お互いの足りない部分を補填し、お互いのキャラを際立たせる立ち位置にいる、という関係が素晴らしいと思うんです。似てるわけじゃないんだけど、なるべくしてなった感が強いシンメというか。全然違うキャラだからこそセットにされてる感じ?だってどっちも中島健人とか、どっちもじょうくんみたいなシンメとか嫌でしょ?!(多方面に失礼)

 

 

(私には「腐ィルター」という特殊な機能が備わってますが、もちろん今回はそれを抜きにして話してます)


じょうはしのいいところは、矢印の方向が一方的に見えて実はそうでもないところ。

じょうはしにおいて2人の構図は、和也くんが一方的にじょうくんを好きと言っているように見られがちです。おそらく、本人たちもそういうつもりで売っているとは思います。少なくともじょうくんは、そうすることでおいしくなることを理解しているように思います。(和也くんはいつでもありのままだと思う)
2人のキャラクター上、この方程式は仕方のないことなんじゃないかと思うんです。特に和也くんはいじられることが多いし、(私は大天使だってずっと言ってるしPONだって「関西の天使」だと紹介してくれたけど)雑な扱いを受けがち。だから「好き好き光線の強い大橋を軽くあしらう丈」という構図は当たり前のように受け入れられる。一方じょうくんもじょうくんで、他人にベタベタいくタイプではないので、ベタベタされて困ってるんですよ~という態度を示すと、見ているほうもそう見えてくる。それに和也くんも「なんでそんなん言うねん!」と返す。…できすぎた少女漫画のカップルのようですね。


それはそれでいいんですけど、実はそうじゃないところがじょうはしはいいぞポイントなんですよね。

 丈くんとは2人で歌を歌いたい。一瞬だけハモったりして。それから2人だけで遊園地に行きたい!みんなでは行ったことあるけど2人きりではないから。丈くん意外と僕のこと好きやから(笑)、ちょっかいかけてくると思うんで。そしたら僕が「まぁまぁ」ってあしらいます(笑)。

 

<POTATO 2018.2>

(全体的にしんどいことは置いておいて)ここでいう「意外と」というフレーズは、おそらく『普段はみんなに大橋和也の片思いだと思われている』という前提条件が和也くんの中にもあるから出てきたものですよね。だから、『丈くんが僕の事を好きという事実=意外』と読者が認識すると思っているわけです。彼の場合多分、これは本当に憶測ですが、この発言は全然計算じゃないと思うんです。本当に「丈くんって僕のこと好きじゃなさそうに見えるでしょ?僕もそう思うんですけどね~!でも意外とね、」っていうことだと思うんです。

一方でじょうくんも、それにのっかるかのように毎度毎度「好きじゃないです」「仲悪いです」「全然話さないです」と言う。ここまでがワンセット。無意識に言ってそうな和也くんとは逆に、好きじゃなさそうな態度をとることで『大橋和也の片思い感』が出た方が喜ばれるということを分かっているのではないかなと、時々思うんです。でもじょうくんは「僕は大橋のこと好きじゃないですよ」という“てい”をとりながらも、実はちゃんと和也くんのこと見てるんですよね。(ほんとに嫌いなわけないだろうから当たり前っちゃ当たり前なんですけど)そしてちゃんと「大橋のこと見てますよ」というアピールがある。

 大橋は歌の先生が言ってたんですけど普通の男性が出せる声の2オクターブ上まで出せるハイトーンボイスってことでびっくり!すごいんですよ大橋!あと良くも悪くも思ったことを口に出すのもすごい(笑)。僕は気を遣いすぎていろいろ言えないんですけど、大橋はなんでも言うんですよ(笑)。そうすると「それいいね!」ってなるときもある。僕が持ってないものを持っているのが大橋ですね。

 

 <STAGE navi 2018 vol.19>

大橋和也の音域の広さに純粋に驚いたことは置いておいて)他人に対する他人からの評価、こんなに覚えてます???そしてそれをこんなに大真面目に言える???ネタっぽくじゃなくて、ちゃんと褒めてる。相手の事をちゃんと「すごいんですよ」と言える。しかもその相手は普段「うっとうしがっているフリ」をしている大橋和也。そんな相手のことをベストパートナーと呼び「僕の持っていないものを持っている」と言ってきちんと尊敬の意を表する。一方通行っぽく見せるだけにとどまらせず、なんなら“俺は彼を信頼していますよ”ということをわざわざ示してくれる。…この一連の流れが無意識なら天才かもしれない。あざとい。20歳になってもぶりっこできる大橋和也よりよっぽどあざとい。計算高過ぎる。


ちなみに、この話の流れで先に答えた大橋くんはじょうくんについて「足の甲がかっこよくてヤバい」という、じょうくんが思わず「お前がヤバい」と言ってしまうレベルのすっとぼけ回答をしますが、

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これはこれで話しが繋がっているのでじょうはしって恐ろしい(足の甲を撮影しようとしていたのは12月の雑誌)。

 

 

もうひとつ、じょうくんから和也くんへ向けられたベクトルが決して小さくはないとわかるエピソード。

 (練習を通してお互いの知らないところが知れるんじゃない?と振られて)
和 そうなんですよ〜!僕のホテルに来るんですよ丈くんが〜!練習しに
MC ちょっと待って、今の言い方だと嫌がってない?(笑)
和 ひゃひゃひゃ(笑)嫌がってま〜す
MC 来て何をするの?
丈 あのねえ、ちょっと今の言い方的に言うと語弊がいっぱいある
和 なんでやねん!
MC (笑)そこ訂正していこう
丈 そうです、だからあのー、こう、ま、あの、部屋に行って、練習しようってことを言いたいんですけど
MC なるほどストイックな!
和 いや聞いてください、違うんすよ
MC 違うみたいよ
和 急に、寝だすんすよ僕の部屋で!
MC (笑)全然稽古してないじゃん
和 帰りたくない〜言うて(笑)
MC 甘えちゃってんじゃん

 

<よしもとRadio「バリカタ!!」2018/1/14>

初めに暴露されたのは、九州で放送されているラジオに出演したとき。ラジオをリアルタイムで聞いていた私は戦慄した。それ言っていいやつ?!と思いながらも、ありがとう和也くん!!!と咽び泣いた(盛った)。これを聞いたじょうくんがどんな顔してたかラジオだけど想像できる。照れるじょうくんが面白くてか知らないけど、このラジオの後出た雑誌で少なくとも2回以上はこの話をしている大橋和也。どこかで言っていた「丈くんはドSに見えてドM」という大橋和也独自の見解を楽しんでいるのかもしれない。

と若干面白がられて晒されてますが、みんな初対面で、しかも大物だらけの、初めてのミュージカル稽古。おまけに慣れない東京で1ヶ月にも及ぶホテル生活。たった1人心を許せる相手が大橋和也だったのかもしれないなって。私たちが普段見ているじょうくんからは想像するに難いじょうくんの一面も、ベストパートナーの和也くんともなれば目撃することができるのか…うらやましい。自分の部屋に来て帰りたくないとごねるじょうくん私も見たいよ和也くんズルいな!!!っていうのは置いといて、和也くんの部屋で寝るじょうくんというのはなかなかインパクトが強いというか、なんなら逆かな?とすら思いませんか。和也くんが、じょうくんを頼っていくというか。それだったらなんとなく想像できた。私はこれが「じょうくんが」「和也くんの部屋に」というところが結構驚きでした。こんなことしておいて、どう考えても大橋和也からの一方通行とは思えませんよね。じょうくんがちゃんと、和也くんのことを信頼しているが故の行動だと思います。

 

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このへんの距離感はバカだと思います。今回の舞台系雑誌3誌は総じて2人の距離感がバカ。いやこちらとしては美味しいけど。ほんと、バカ(泣いてる)。なんで耳触ってんの!!!!!

 

 

 

じょうくんは、あまり自分のことを多く語らない人だと思っています。

今回同時期に出たSTAGE fan、STAGE SQUARE、STAGE navi、どの雑誌でも2人の対談形式のインタビューを掲載していますが、そのどれもでじょうくんは大橋和也という男を褒めています。そしてじょうくんの話すことはそのほとんどが「人のこと」なんです。和也くんは、レッスン靴を忘れたこと*1とか、こんなこと頑張ってますとか、比較的自分で自分の事を話している印象です。一方でじょうくんは、○○さんがこうされてるところを見て~とか、文一くんからメールが来て~とか、自分の事なんだけど、自分の成長や頑張りについてあまり語ってくれていません。おそらくどれもが稽古が始まった直後の次期に行われたインタビューでまだ具体的なネタはないのかなあとも思うんですけど。なんとなく寂しい印象を受けました。もっとじょうくん自身のことを教えてほしいのにって。

その代わりさきほどあげた和也くんの音域の話であったり、和也くん含めまわりの話を多くしている印象です。本人も「気を使いすぎ」の自覚があるし、常にまわりに気を配っているのもわかる。し、そうすることでじょうくんがいろんな人からいろんなことを吸収してくれること・盗んでくれることも非常に楽しみではあります。だけど、やっぱりなんとなく寂しい。

 


ここからは完全に私の空想ですし、杞憂にすぎないと思います。じょうくんはそんなにヤワじゃないかもしれません。だけどなんとなく感じていること。

なんとなくですが、じょうくんは和也くんに対して僅かながら劣等感みたいなものを抱いてるんじゃないかと、そう思いました。私の中でもとても漠然としています。でもふと、そんなふうに思ったのです。特にPONを見てそのことを強く感じました。

和也くんは「愛されキャラ」です。そしてそれはきっと相対的に身についたものではなくて、生まれつき彼が持っている才能です。可愛らしくて丸っこい外見、ちょっとたどたどしいしゃべり方、柔らかい所作。それらが作るどことなく中性的な雰囲気が、まわりをメロメロにしてしまうのだと思うのです。じょうくんはそのどれもが正反対。じょうくんのようなハキハキとしたタイプが後輩として好かれる世界もあるとは思うけど、一般的に考えて人当たりが良さそうなのは和也くんなのかなと思う。だからこそ、2人が一緒にいることでちょうどいいバランスが保てているという点もあるはずだから、どちらがいいとかいうことではありません。

 

だけどその「作らないキャラ設定」というのが、じょうくんにとっては羨ましいものなのかもしれないと思ったんです。

じょうくんが常に肩書にしてきた「芸人兼ジャニーズ」。いやいやジャニーズが先ちゃうんかい!と各所でネタにされる、今ではすっかり定着したじょうくんにしか名乗れない肩書。

最近この肩書の前に“自称”が付いているのをみなさんはご存知でしょうか。最近と言っても文字になっているのはまだ日誌くらいですが、続けてPONの自己紹介でも“自称”で名乗っていて、1度ではなく2度も続けて使われたことで、ああ冗談とかではないんだなってやたら真剣に受け止めてしまって。(本人が深い意味を持たせていないのなら申し訳ない)

じょうくんは最近の雑誌で「芸人と名乗っているのにお笑いに関われていない」ということを悔やんでいました。そして、今年はお笑いの仕事をしたい、と。一見すれば、じょうくんの新しいやりたいことか!ってなるんですけど、自分で課した「芸人キャラ」というものが少なからず彼を悩ませる枷になっている気がするんです。もちろん、「芸人キャラ」としていることで次の目標が具体的に生まれていることは喜ばしいことです。だけど、ちょっと真面目に考えすぎじゃないかと心配になってしまう。だって私は楽しそうに仕事をしている藤原丈一郎が好きだから。

お笑い関係の仕事をしていないから、「芸人兼ジャニーズ」と名乗るにはまだ早い、中途半端だ、ってそう思って急に“自称”を名乗り始めたのかなとは思うんですが。なんかそれってものすごく苦しくないですか。いやまあ苦しいなんて感情は彼が私の担当であるからにすぎないけど。彼が“自称”と名乗るたび私は苦しくなります。ここにきて急に自分の立ち位置に悩み始めるじょうくんを見ていて苦しい。“自称”を名乗るのは、きっとじょうくんが真面目すぎるが故。だから余計に心配になるし、もっと自由に、楽に仕事していいのにって思ってしまう。こんなこと杞憂であってほしいんだけど…。

 

小さな世界で見れば、最近は前に出ることは多いし、こうして外部舞台の主演を任せられるし、一昔前よりは列が前に進んでいる。だけど全体として見るとまだまだ良いとは言えない立ち位置だし*2、キャリアを考えても苦しい位置にいるとは思う。じょうくんはまだ、ステージの上で誰かの背中を見なくてはいけないところにいる。そんななんともいえない立ち位置で、お笑いの仕事はないけど「芸人兼ジャニーズ」と名乗ることにどんな葛藤があったのかな。PONのしょっぱなで放った「僕らなんかでいいんですか?」という発言も、切り込んでいかなきゃいけないという気持ちから出た少し脚色した言葉であったとしても、きっと本心でもあったはずです。

 

これだけ自担語りしといて全然結論が出てません(笑)そのくせ明日はもうじょうくんの誕生日。いつのまにか彼は22歳です。

2017年、近年まれにみる躍進をとげた(と私は思っている)じょうくんや和也くん。謙遜しすぎるがゆえにまだ気持ちや自信が追いつき切れていないのかな?と思います。もっと自信を持っていいのに。明日少し大人になるじょうくんが、今日より胸を張れますように。

 

私はまだ「リューン初め」をしていません。だからこんなにじょうくんやじょうはしに対して拗らせてるんだろうな…しかしながらリューンについて、じょうはし担はもちろん他担からも嬉しい感想をたくさん聞きました。担当が他担や世間に見つかることは嬉しいこと。私も早く2人の雄姿を見たい…あと約1ヶ月…早く過ぎてくれ…

 

 

*1:振ったのはじょうくんからだけど

*2:そもそも関西ジャニーズJr.という括りの立ち位置が良いとは言えない気もする