not enough

欲しがって ケモノになって

私の考える「アイドル」ということ。

先日、母親(私の影響によりEighterでARASHIC)から突然
「ジャニーズで付き合うなら誰がいい?」
という中学生のような質問が飛んできました。


たしかに私も学生時代はオタの友達とそんな話をしたり、授業中に相関図を書いたりして楽しんでましたけど、まさか今年4○歳になる母から今年24歳になる娘にノリノリでしてくる質問だとは思ってもおらず困惑しました。
どうやら母の姉、つまり私の叔母とその話で盛り上がったようで。
母と叔母はめちゃくちゃ仲が良くて、しかも私の影響でジャニーズにハマってしまった母の影響で同じ道をたどっており、コンサートで連番したり手分けしてチケットを取り合ったりしている素晴らしい協力者です(言い方)。


余談ですが、CDやDVDを買う時は、我が家がエイト、叔母が嵐という分担らしい。
お互いコピーして共有しますが、横山くんから担降りをしてもなおエイトが大好きな私としては、私が買わずとも知らない間にCDやDVDが家に届くのは大変嬉しいです。
さらに余談ですが、叔母はJ担です。(エイトは会うたびに好きな人が変わります)

 

 

 

で、冒頭の話に戻るんですけど。
母はその質問の答えが見つからなかったらしい。そりゃそうだよね、同世代ってまぁさ(我が家では坂本リーダーのことをまぁさと呼びます)とか茂(我が家では城島リーダーのことを茂と呼びます)になるしリアルに考えると息子レベルだもんな。
ちなみに一応担当である大倉やにのさんは対象ではないそう。
まあそれはわかるかも。私も自担である知念くんのことは一度も性の対象として見たことがないもので。

 

これよく勘違いされるんですけど、知念くんのこと恋愛対象として好きなんじゃありませんから!

 

好きな人が出来ないとか、彼氏できないとか、そういう類の話をすると必ず友人には「ジャニーズ好きだから理想が高いんでしょ~」とか「かっこいい男の子ばっかり見てるから目が肥えてるんだよ~」とか言われます。


100歩譲って後者は可能性があるとして、前者はまず、ありえない。

 


そもそも私はジャニーズ事務所所属男性陣含む「アイドル」というジャンルを、私たちと同じ次元の人間だと考えたことはありません。
それが故に一番嫌いな言葉は「アイドルだって人間でしょ」。舞台後恒例のアノ習慣や、いわゆる「プラベ」ネタ、女ネタが「出ること」、そういった人間味のある部分が大の苦手です。
私は、彼らのことを「アイドルという生き物」だと思っています。

 


このあたりの考え方は賛否両論ありますから、あくまで一個人の独り言だと思ってください。

 

 

「アイドルという生き物」というのは、同時に「個人としての自由を捨てる」ということだと思っています。


履歴書を送ったのが自分以外の誰かだったとしても、結果的にダンスレッスンを受けてデビューあるいは先輩のバックとしてステージに立ち続ける道を選んだのは、彼ら自身です。彼ら自身が自ら「アイドル」でいることを選んでいると思います。
それだったらせめて事務所にいる間はその「アイドル」を貫いてほしい、というのが私の考えです。

 

 

「アイドルだって人間でしょ」。違います。


「アイドル」という言葉、【idol】は、和訳すると「偶像」。辞書には「(崇拝の対象としての)偶像:崇拝されるもの」とあります。
「偶像」とは「① 木・石・土などで作った像。特に,神や仏をかたどった像② あこがれや尊敬・妄信などの対象となっている人や物事」です。
まあこれは極論になりますが、じゃああなたは「仏像だってもとは人間でしょ」とか考えるんですか!!!と思ってしまいます。


分かってます。ここで指す「アイドル」としての「偶像」の意味は後者だってことくらい…。
でも、あくまで「アイドル」は「崇拝されるもの」なわけです。
じゃあその「崇拝されるもの」としての立ち振る舞いをするのが当然の生き方ではないんですか!と声を大にして言いたい。

 


「オタク風情が偉そうに」という言葉はここでは無視します。これは独り言なので。

 

 

私の友達にも、目撃情報だとかこっそり広まっているプラベネタだとかをこれみよがしにタイムラインに流してくる輩はおります。
私からすれば何が楽しいの?という気持ちですが、彼女たちは、自分の好きなアイドルやその周辺のことなどをくまなく知っているという事実に酔い、あんたたち生ぬるいオタクとは違うのよという優越感のもと、この子はそんなことまで知ってるんだすごいなと思ってほしいという自己承認欲求を満たしているだけだと思っています。


いわゆる「におわせ」てくる輩も同じです。
お前らオタクどもなんかが死んでも知り得ない彼のこんな部分を私は見てるのよ~~~という自己顕示欲の塊です。諸悪の根源です。


まあそんな女を選んでしまった見る目のないアイドルたちが一番ドアホゥだと思いますけどね!

 

それが故に私は女ネタそもそもというよりは女ネタが「出ること」が嫌いです。
私は自担含むアイドルに彼氏・彼女がいてもいい(ただしAKBのように建前上でも「恋愛禁止」と謳っている場合を除く)と思っているタイプなので、勝手に作る分には構いません。
彼女がいれば、表現力がアップして演技のお仕事がたくさんくるかもしれませんし、恋愛モノの曲を歌う時より感情を込めて歌えるようになるのかもしれませんし、必ずしもお仕事にマイナスになることではないと思うからです。

 

ただそれが本当であれ嘘であれ「表沙汰になること」が嫌なんです。
煙が立った時点でそれがアウト。もう消えていたとしても、そこに火がないわけがないんです。
本当に怪しい影がなかったとしても、そう思われるような行動を取った・そのような噂を流すような頭の悪い人たちとつるんでいた、ということが私の中で「アイドル失格」だと思うからです。
「アイドル」としての自覚があるなら友達は選ぶべきですし、特に彼女がいるならば彼女のためにもあらゆることに慎重になるべきだと考えています。

 

 

辞めた後は知ったこっちゃありません。美容師になろうが、新しくアイドルグループ作ろうが、彼女と結婚しようが、ちゃんと考えて辞めたんだろうなあと思うので純粋に応援します。

新しくアイドルグループを作る若しくは加入するということや、一時期関西の辞めジュたちがこぞってイベントをしたりツイキャスやツイッタ-で暴れ散らしてたことを、「結局辞めても注目されたいんじゃん」みたいに批判する人がいますが、それのどこがおかしいことなのかとその都度思います。


これは私の都合のいい解釈にしかすぎませんが、事務所を辞めていった人たちは、あくまで「ジャニーズ事務所」内での自分の立場を考えて退所していったのだと思います。
そもそもジャニーズだった時点で、目立ちたい・モテたい・歌って踊って女の子にキャーキャー言われたいと思っていたはずですから、そのことに嫌気がさして辞めたのでなければ、違う場所でまたスポットライトをあびたいと考えていてもおかしくはないはずです。
ただそれが「ジャニーズ事務所」では叶わなかったというだけのこと。
例えばそれがデビュー組の脱退・退所なら、このグループにいては自分のやりたいことができないと思っての行動でしょう。
だから、脱退した後ソロデビューしたりレーサーになったりしてるんでしょうし。


ジュニアならもっと分かりやすいですよね。
それこそつい最近全員辞めジュ(しかも最近辞めた人もいる)のダンスボーカルユニットができたり、新しい事務所の新しい仲間とがんばってる子がいたり、美容師になってたり、舞台俳優してたり。
彼らの場合は、このままここにいても立場が変わらないということを悟っての行動だったのではないでしょうか。

 


もちろん「ジャニーズ」というブランドがなくなることは彼らの仕事の幅を大きく狭めることになるのでしょうが、果たしてそればかりでしょうか。
先輩のバーターで出られる子なんてほんの一部で、出たからといってジャニーズジュニアだと認識されているとは限りません。そして「ジャニーズの子」という認識が良いことなのかというと、それもまた疑問です。むしろ「ジャニーズの子」という認識は色眼鏡になる可能性の方が大きい。

それは脱退後についてくる「元ジャニーズジュニア」という肩書にも言えることではありますが、私が見た颯くんたちのグループが話題になっていた記事には「元ジャニーズジュニア」という表記はありませんでした(今後は必ず付き纏うとは思いますが)し、もしかしたら事務所の以降で隠す?ということもできるのかもしれません。
そう考えると、どちらが彼らにとって得なのでしょう。


これは個人の許容範囲の差ではあります。私たちオタクが話すのはすべて憶測であり、その憶測はどうしても理想に基づいてされるものになります。
しかし彼らは、ジャニーズ事務所にいては実現できないと考えた夢を、退所することで実現させているのだと思います。だから、私はそういう活動をする辞めた人たちを批判しないようにしています。

 

 

 

話が大きく逸れましたが、とにかく私は「アイドルという生き物」が好きな普通の人間なので、その「アイドルという生き物」に恋をすることなど(私の法律の中で)許されないのです。


前述のとおり、自担を性の対象として見れない・見ない私ですが、一応「リア恋枠」みたいなのは昔からいて。
まあその「リア恋」とかいうのもネタですから本気で「おとなりにいくの(ふわふわ)」みたいなのとは別です。そんなこと言えるほど自分に自信はありませんし、隣に立っていいほどの人間でもない。

 

ちなみにその「リア恋枠」というのは、現在ジャニーズWEST小瀧望です。

彼に関しては本当にどストライクど真ん中ど直球の子です。一時期マジで降りようかと悩んだこともあります。それくらい結構ガチで好きな時期もありました。


彼との出会いは奇しくも初めてのJUMPのコンサートでした。
2009?ですかね。ロミジュリ初お披露目みたいな時のやつです(アバウト)。
それまでさまざまな事情でJUMPに会いに行けなかったのですが、そのコンサートでやっと団扇を作り、初大阪遠征にて城ホでの私的Hey!Say!JUMP初お目見えとなりました。
今考えればとんでもない神席でした。もったいない…。
城ホということでバックはHey!Say!7WESTw/優馬みたいなラインの子たちで、そこに小瀧はいました。
当時の私はエイトのおかげで関西も気になっていて、特に楠本幸登くんと神ちゃんが好きで、気になる存在として小瀧の名前を前略プロフ(懐かしい)にあげていました。


当時のプレゾンで、知念くんと神ちゃんがダブルキャストだったのがすごく嬉しかったのを覚えています。好きな人たちがこんな形でコラボするなんて!と。


そのためそこにいるジュニアで名前がわかったのは、小瀧と神ちゃんと、あとは流星くらいでした。慎平とかがっきーとか、なんなら重岡なんて全然興味がなくて知らなかった(ごめんねシゲ)。
そこで運よく小瀧にファンサもらっちゃったもんだからもう、それからはご想像のとおりです。
あれよあれよと関西沼にどっぷり。
「関ジュは底なし沼」だとわかっていて避けていたはずなのに…気付いた時には松竹座にいました。


あの頃はファンサマシーンとか言われてた小瀧ですが、私的オタク全盛期はそこそこファンサ厨だった私はすっかり塩になっだと聞いて「天狗か!!!」と一人で怒りました。いやあくまで噂なので勝手に怒ってただけなんですけど。

 


今でこそ流星と並べて「ツインタワー」と呼ばれたり、「2.5枚目」とか言って歌う時ゴリゴリに二枚目キメてくるくせにトークでボケ倒したりと、器用なキャラになりましたが、好きになった当初は彼は小6か中1くらいで、まだベイビーファットの残るぷくぷくした眉毛の濃い少年でした。
故に最初の少年たちあたりの激ヤセ期は嫌いです。ただでさえ色が黒いのに夏だからさらに黒くて、頬がこけてて不健康な見た目すぎたあの時期。
今はちょっと髪長すぎかなって思うけど(撮影終わったんじゃ?)いまだにアップで抜かれるとあまりのかっこよさにヒョエ~~~って携帯放り投げるくらい。それくらいタイプ。

 

 

恋人にしたい理由としては、顔がタイプなのはもちろんのことああいう性格も自分にはなくていいと思います。落ち込むことさえ忘れるような、そんな雰囲気。
まあそれですら私たちが画面や紙面から読み取れるだけの情報ですが、判断する材料はそれくらいしかないですしね。

 

いくら「リア恋枠」と言えど彼にもアイドルを感じる部分があるから好きなわけですが。
特に最近の小瀧は、前述のとおり「2.5枚目」路線を爆走中です。自分で宣言した肩書を全うできているあたりがすでに私が彼を推す所以ではあります。
いつでも後列に立ちほとんどしゃべらず、話を振られてもおどおどしておもしろいことのひとつも言えなかったような子が、今では率先してボケをかましつつ時折センターになってはお砂糖ボイスで甘ったるく歌いながら得意の流し目でキメる。
この世界なにが起こるか本当に分かりませんね…。
もしかしたら、「いい加減好きって気づけよ」のあたりからこの人は才能の片鱗を見せ付けていたのかもしれません。

 

 

 


何はともあれ私はやはり「アイドル」が好きなオタクです。
公衆の面前に出たその瞬間から暗転の向こうにはけるその瞬間まで1秒たりともスイッチを切らずに、ステージの上でキラキラと輝きを振りまき、ファンにはとびきりのサービスで応え、いつでも200点満点の受け答えで夢を届ける。それが私の好きな「アイドル」です。
夢を見すぎでしょうか?「アイドル」なのだからそれくらい求めてもいいだろうと私は思います。
…今書いてて思いましたけど、このすべてに当てはまる人物を私は一人しか知りません。
そう、中島健人です。彼は私の中のアイドルオブアイドルです。
私の中のアイドルオブアイドルは、中島健人SHINeeのキーくんです。
なんで担当になってないのかはまたどこかでお話したいと思います。

 

 

これを書いたのが今日14日から見て一昨日なのですが、こんなわたしのアイドル論よりも今日14日に放送されたザ少年倶楽部SexyZone5人によるTeleportationの方が大事ですよね!!!!!!!

さっきつべで見て知りました。即日曜の再放送の録画予約を押しました。

つべでチラッと見ただけで本当に泣いてしまったくらいわたしはTeleportationという曲が好きで何万回何億回と聞いてるんですがとにかく早く放送を見てから感想を書きたいと思います。