not enough

欲しがって ケモノになって

林真鳥は本当に「ジャニーズ」だなぁと思った話。

 


まとくんのかんじゅ日誌を読みました。彼のアイドル魂というか、ジャニーズたる所以をそこに見た気がします。


まず、公演の直後にあげてくれるという優しさ。しかも帰りの新幹線で充電を酷使して書いてくれたそうじゃないですか。2時間弱で大阪に着いているということはのぞみかみずほだと思うんですけど*1コンセントあるんだから充電しなよ???と思ったのは置いておいて、そういう時間の経過や充電の減りなんかをわざわざ知らせてくれるところもさすがだと思っていて。
まとくんはわざわざ書いてくれたんです。福岡からの帰りの新幹線内で、ニヤニヤしてるアクロバットおじさんの隣で、充電が16%になるまで時間をかけて書いたことを、私たちに知らせてくれた。SNS禁止のジャニーズに唯一存在する発信ツール「ジャニーズWeb」で、本当に本人が書いているのかもわからないような、自撮りどころか他撮りでも顔が出てこないそのページで、彼はできる限りの「リアル」を伝えてくれたんです。だってあの文章読んだ人全員が毛利柊和のニヤニヤ顔思い浮かべたでしょ?そのニヤニヤ顔とか、新幹線で帰ってるのかなぁというオタクのふわっとした想像とか、そういうものをハッキリと示してくれた。

たとえば「アイドルはうんこしない」とかそういう夢みたいなところがあって、私もアイドルは人間ではないと思っている一人であり、リアルな部分(人間的な部分)を見るのに抵抗があります。けど時間の経過とか充電の減りとかって、ものすごくリアルじゃないですか。誰にでもわかることで、誰しもがふりかかる問題じゃないですか。「そんなこと言わなくてもいい」みたいな情報のひとつ。けどその情報は本人の口から聞くのと、週刊誌やオタクの目情で入ってくるのとは全然違っていて。こういう場面で出される「リアル」は非常に効果的にオタクの心を刺激する。そういうのを彼はきちんと分かっているのかもしれないと、文章冒頭でまず思います。


冒頭といってもそれより前の「注意書き」もまた、オタク心を絶妙にくすぐってくる。関西人だからか知らないけどなんであんなに自分でハードルあげちゃうの?!自信すごくない?!って思ったけど読めばわかる、自分で上げたハードルも易々と越えられる内容でした。下の2つはボケっていうところも関西人がゆえですか?(偏見)

読む時間とか、ニヤニヤして怪しまれないようにっていう配慮までしてくれるまとくんオタクに優しいね!っていうモンペ気質な感想もありますが、裏を返せばニヤニヤすることバレてるわけじゃないですか。そのまとくんの文章読むのって、全ジャニヲタの中でジャニーズWebという有料コンテンツに登録している人で、さらにジャニーズJr.のカテゴリを見る人で、なおかつ関ジュに関心がある人っていう限られた人種だって本人もわかってるわけじゃないですか。そういう人が、自分たちの文章を読んでニヤつくという一連の流れが想定されているわけでしょ?怖いな。おそらくまとくんもレンジャーを読んでニヤニヤしてるんでしょうね。だって強火青色エイターだもんね(その書き方あんまり好きじゃないよ!)。あと具体的にどの部分でニヤニヤさせることを想定して書いたのか詳しくお聞かせ願いたい。


内容も秀逸です。そう!!!そういうこと!!!それが聞きたかったことなの!!!という、そこそこ~~~!!!と叫びたくなるほどツボを押さえていました(あくまで個人的な感想です)。


「リアル“Hone Coming”」というのは一見なんのこと?と思わせますが、安田くんが作ったNever Say Neverが主題歌になった「スパイダーマン:ホームカミング」のことですね。技が細やか過ぎて気付かねえ!!!でもそのことを説明せずにいるところが素敵。説明するとなんか萎えちゃうもんね。その直後に安田くんに特筆していることからも本物の安田担が垣間見えます。強火怖い。

Jr.コーナーはまとくんプロデュースだったんですね。これはより一層単独公演が楽しみになってきました。(無言の圧)そして振りの考え方が優しい。お客さんのことも、踊り手のことも考える。さすがです。

テロップを出そうと言ってくれたのもメンバーだそうですし、やっぱり今回の出演はお兄ちゃんたちなりに彼らの事を考えてのことだったんだなぁと。どうしても座っちゃう人とトイレに立つ人はいたけど、あの時の歓声を嬉しかったと、かっこはずしたいと言ってくれてる限り私は、事務所公認になりましたと彼らが胸を張る瞬間に居合わせたいと思うほかありません。そうやって少しでも自信と向上心を持ったメンバーがいたなら今回のバック出演は絶対無駄なんかじゃなかったと思います(あくまでジュニア担としての主観ですが)。

 

打ち上げの事をしっかり書いてくれるところもさすがだよ~!そうそう、それが聞きたかった。MCであんなふうに触れられると気になるもん。話題になったギャグマシーンの正体を教えて欲しかったけど、これは福岡公演入った人にしかわからないからっていう理由で書かなかったんだとしたら林真鳥は天才だと思う(妄想)。それにしてもTAKE ME HIGHERとカナシミブルー聞きたすぎるね?!?!?!どっちもだいっっっ好きだから選曲したまとくんとは音楽の趣味が合いそうです。「スタジオ借りて」とか「ショーケース」って言うところがダンスしてるって感じがしてすごくいい。そうやってさりげなく頑張ってるよ感を出されると応援したくなるのは私だけかな。

「頑張ってるアピール」って嫌に思う人が多いけど、ジュニアの場合その努力が見えることって大事なんじゃないかと思います。「たくさん練習しました」の一言で片付くことをこんなに細かく書いてくれるんだもんなぁ。良心的だよ。あ、深夜練とかしたのかな*2。まとくんにフリ落とされたい!!!音編に付き合いたい!!!構成考える時はやっぱり○をいっぱい書くんですか!!!(これダンスしてないと伝わんないな)

そんな「リアル」の中にもどこかでやるかもしれないよという「アイドル」的にオタクの心をくすぐる一言を入れてくるところもさすが林プロって感じ。お手上げ。ズルいよ本当に。衣装の写真も載せるためというよりはできあがったのが嬉しくて記念撮影しちゃったんだと思うし(妄想)、お得意のイラストがガチで上手すぎてビックリしたし(しかもスマホのアプリで書いてんのかよ)、遠回しに要望を出してほしいと伝えてくるし、本当さ!!!ずっるいわあ~~~!!!(某カレーCM)(懐かしい)(これ伝わる?)


指に“EIGHT”の文字を書いたら指が足りないことに途中で気付くというエピソードがもうド天然というかポンコツというか…そうだったそうだった林真鳥ってそういう人だった。Jr.コーナーのこと、打ち上げのことでまとくんすごい天才…!ってなってるところに最高のポンコツエピソード。ベッタベタのギャップ萌え。でも人間は単純で、そういうベタなことに弱い。本当にオタクの心掴みすぎじゃない?!

まとくんってポンコツとか天然って言われるけど、結局しゃべったら回転は速いし発言が頭良さそうっていうか、地頭が良さそうな言い回しをしていると思う。し、今回の文章だってすごく考えられている感じがするし、そういうしっかりした面が多い分、急にポンコツなところ見せられるとキュンとしちゃうんだよね。今時ギャップ萌えなんて流行ってないけど、人間は根本として結局そういうギャップに弱いと思う。それを知ってか知らずか、いや知ってても怖いし知らなくて無意識で出してても怖い。どっちみち林真鳥がプロすぎて恐ろしい。

誕生日の話も、メンバーの名前を小出しにして、普段から絡んでるんだよ感ね。あざとい。でもそういうの好きじゃんオタクってさぁ!!!本当に感動する。てか「スタジオ借りてるとき」っていうのとこじゃたんのケーキ屋閉まってた発言から見てやはり深夜練をしていたのではないかという予想。わかるわかる、深夜練って大体12時スタートだから日付変わった瞬間電気消してYUIかドリカムか涙サプライズ流してコンビニのケーキにろうそく刺して(なければポッキー)出てくるんだよね!!!わかるわかる!!!めちゃくちゃやったもんそれ。深夜練する期間て毎年同じだから毎年同じ先輩の誕生日祝ってたもん。


「27歳もたくさん嬉しいお知らせをみんなにできますように」っていうことを誕生日の願いとして挙げるところも最後までプロだな。今年も健康で!とか楽しく過ごせますように!じゃないんですよ。注目すべきは「みんな」が主役というところなんですよ。ジャムで、初めてずーっとまとくんに注目してたんだけど*3、まとくんって本当に楽しそうに踊るじゃないですか。今回出演してたのが楽しい曲ばっかりだったってのもあるんだけども。表情をくるくる変えて、思いっきり手を足を伸ばして、思いっきりジャンプして、自分が目一杯楽しんでるから見てるこっちも楽しくなる動きを見せてくれる。移動しながら他のジュニアに絡むことも忘れないし、客席に見える団扇への反応も怠らない。キーくんを初めて目の当たりにしたときと同じような感動がありました*4そんなまとくんだから、こんなセリフが出てきたんだと思います。いやぁ、魂までジャニーズだ。

そして極め付けの「強火青色エイター」ね。オタクの気持ちを分かってくれるアイドルの演出も忘れない。いやもう十分だよまとくん………。

 


とまあまと担でもないくせに最近まとくんについて語りすぎですよね。恐れ多い。
昔から知ってるはずのまとくんも、同じグループの子に降りてからより見る機会が増えて、なんでこの人に今まで注目しなかったんだろう?って後悔みたいな気持ちが押し寄せてきて、その後悔を埋めるかのごとく林真鳥のアイドル性をかき集めている次第です。その後悔とともにあれ、もしかしたら林真鳥リアコかな?みたいな気持ちも押し寄せてきて戸惑ってます。安心してください、私は正真正銘の藤原担です(説得力皆無)。

ここまで大好きなのになんで担当にしないかは謎です。ハッキリ言うと顔がタイプではないに尽きるんですけど(ブスとは言ってない、タイプじゃないだけなんだ)、そんなこと言ったらじょうくんに対しても全然顔ファンじゃないんですよね。ようは応援したいかどうかです。まとくんは私の中で完璧なので(ポンコツだけど)私がいなくてもいいんじゃないかみたいな気持ちになる。いやじょうくんも私がいなくてもいいんでしょうけど。好きだけど、応援します!という気持ちがあるのはじょうくんに対してで、まとくんは冷静に好き。…リアコじゃねえか。いや違う、あくまでジャニーズのアイドルを全うしてるまとくんが好きなだけで…って必死の弁明が逆効果なやつだこれ。もういいや、認めよ、リアコ枠参加決定ですおめでとうございます。でもこれからも付き合いたいのは小瀧望だし結婚したいのは高木雄也だよ!!!!!!!!!顔が好き!!!!!顔が強い!!!!!

 

 

 

*1:安いけど倍の5時間かかるこだまもあるよ

*2:イベント前とかで踊りこみをしたいとき、レッスンがない夜中の間ダンススタジオを借りて朝まで練習することがよくあります。

*3:今までは大体推しのいる現場だったから注目してなかったよごめんね

*4:キーくん知らない人には伝わらないっすよね、さーせん