not enough

欲しがって ケモノになって

薮くんの素晴らしいファルセット5選

「あなたたちは、何のくくりですか?」「私たちは、薮くんのファルセット大好き芸人です!

 

あれ?このくくりに出演できないJUMP担とかいます???いませんね!!!天使の歌声こと薮宏太のファルセット(裏声)が大好き、7担なのに毎回BESTコーナーでその公演イチの盛り上がりを見せるでおなじみのむめいです。

自担・推し以外興味ない芸人のくくりにも入る私ですがBESTコーナーは、別です。ひたすらはしゃぐ時間です。多分まわりのBEST担も見せない盛り上がりです。まあ何でかって言われると自担がいないの一言に尽きるんですけど、ようは自担・推し以外興味ない芸人なせいで、自担・推しがいたらどうしてもじっと見ちゃうんですよね。常に野鳥の会(永遠に双眼鏡で見てる地蔵奴)。だから特にこの人見なきゃっていうのがないBESTコーナーは全体を見れるし楽しい、純粋に。Scoreの「B!E!S!T!ベーーーーーーース(ト)!!!」とか一番声張る。ここぞとばかりに張る。

 

今回は、そんな半ばBEST担みたいな私がお届けするこの薮くんのファルセットが好き!5選(+1)です。
そもそもショタボイス時代から薮くんの歌声が好きで(なんならクセの強いマイクの持ち方も好き)、そこまで歌唱力代表のメンバーがいない中で安定してるなあと思うのが薮くんの歌声です。なぜか全幅の信頼を置いているわけなんですが、その中でも特に魅力的だと思うのがファルセット(裏声)。リストアップして気付いたけど、正確に言えば私は裏声に切り替わる瞬間フェチなのかもしれない。とにかくものすごく細かくてマニアックなので文字で表しにくくてわかりにくいかとは存じますが、どうか一度そこに注目して聞いてほしい。

 


スクランブル
言わずもがな堂々の1位ですおめでとうございます!!!曲としても私的ランキング上位なんですけど、薮くんファルセット部門ではもはや殿堂入りと言っても過言ではない。エコパで先に聞いた相方が「これ絶対好きだからまず聞いて」と公演後いの一番に連絡してきた。

もちろん好きの一択ですよね!!!切ないメロディーに切なすぎるほどの歌詞(しかも薮くん作詞)。全体の音が好きだけど、サビの「てのひらの感触は」のテンポと音の感触が好きで、「は」でヒュゥンって下がる音が特に好き。あーこれも字にするのすごく難しい。でもそこが好き。初めてステージを見た時は衣装が予想外だったけどフリも最高で、となれば好き以外の感情が見当たらない。ほんと好き…ああ、好き。(語彙力)

背伸びしすぎねとぼくに囁きながら
いつも自分で踵をあげたね

明らかに年上の女性が想像されるこの部分を薮くんに歌わせた人に金一封。グループの最年長が、年上の女にこんなこと言われてること想像して沸かない人いる?いない(断言)。でもその女性が自分で踵を上げてることい気が付いてるんだよ…憎い主人公だな…!この曲の主人公って多分失恋したんだろうけど、その状況を客観的に見てるくせにどっか未練がましいにおいがするのがめっちゃいい。そしてそれを書いたのが薮くんってのがめっちゃ滾る。あと「あげたね」で人差し指で踵上げるのを表現するところ好き。薮くんがいちいちそういうことするのすごく好き。


受賞ポイントはもちろん

ああ 心さえ 涙さえ届けられたら
あの日言えなかった あの言葉
伝えたくて Ah… さまよう

ここに尽きます。「伝えたくて」の地声ギリギリの高音で張られる声もすごく良くて、そこからの「Ah…」で1オクターブの見事なファルセットを聞かせてくれたかと思いきや、「さまよう」の「さ」はさらにその上の音でそれ以下もすべて裏声。もうね、私の好きが詰まってる。特に「Ah」の、低いドから1オクターブ上のドに伸ばしながら切り替わる瞬間。ゾワッて。鳥肌。美しいものを前にすると語彙力が乏しくなるのでこの興奮を上手く表現できないのが非常に悔しい。でもここの薮くんに鳥肌が立つのは私だけじゃないはず!…だと信じたい。

 

・My Everything
言わずと知れた名曲です。薮くんの歌う曲の中で一番好きかもしれない。またどこかで歌ってくれないかな…。だってこの曲サビなんかファルセットのオンパレードですよ!ただの俺得!って私以外に誰が「ファルセットのオンパレード」なんて単語使うんだろう。

でも確かに君の存在が

いつか何よりも大切なものになってた

Can you listen to my heart

サビの前にここ!!!!!「より」「つな」「my heart」と点在するファルセット!!!!!からの満を辞してのサビ!!!!!

Want you to know,
I really wanna say to you,
That you're the only one.
君がすべて You're my everything
永遠 未来も ここから 動き出すのさ
Until the end of time, everything

ここ、全部好き。「That you’re the only one.」の部分はずっと裏声ですごく綺麗なんだけど、それよりその次の「君がすべて」の「べ」と「You’re my everything.」の「v」あたりで裏に切り替わるところが好き。お得意の1オクターブ移動なんだけどほんとにこの瞬間ゾワッてする(いい意味)。あと「v」の後からの音が前半の「べて」の音より少しだけ上の音っていうのがまたイイ。そして「永遠~」でまた地声に戻る。んでまた「動き出すのさ」の「き」で急に上がる。めっちゃ音むずいけど歌いこなす10年くらい前の薮くん素敵〜〜!!!

 

・RainDance
もはやなつかしみ溢れるこの曲はサビの一番大事な曲名の部分が最高音かつファルセットっていう。だって曲名なんて一番大事なのにあんなに優しい裏声で歌っていいの?!ってなっちゃうけど、高音が当てられている部分がその部分だけだから逆に突出して聞こえるのかな。全体的に音もテンポもオシャレな感じ(だから語彙力)だしやっぱり薮くんってオシャレな大人キャラですか?どこかには最年少キャラの最年長とか書かれてたけど???でも最年長ポジションまんまの大人な恋愛ソングもいいしスクールデイズみたいにわけわかんないふざけ方するのも好き!結果好き!どっちもイケる薮くん含むHey! Say! BESTって本当に可能性に満ちてる。

この曲映像化してるやつって確か電話ボックスみたいな透明な箱に入って宙ぶらりんな薮くんが見れるやつじゃないっけ(アバウト)

 

・ChikuTaku
なんせsmart以降CD買ってない聞いてないの私なのでこの間I/O買うまで聞いたことなかったこの曲。キミアトラクションのカップリングだから2年前ですか?2017年まで気付かなくて本当にごめんなさい薮くんのファルセット大好き芸人として不覚でした。名曲じゃねえかよ!
これ作ったのってkoma’nっていう元々歌い手さんなんだね、知らなかった。今検索して初めて知りました。消失*1のアレンジ聞いたけどめちゃめちゃかっけえ!こりゃ名曲生むわ…本当に今更気付いたことが悔しい。
だってこんなもん好きに決まってる~!まずマイナー調の音運びが好きだし、嵐のマスカレードみたいなちょっと懐かしいアイドル歌謡曲みたいな雰囲気が最高。DEAR.のツアーで歌ってるっぽいから映像あるってことか。誰か見せてくれ。もしくはダンスがあるならどんな感じなのか誰か教えてください。どうせ好き。

いつまでも忘れることはないさ
愛はもうChikuTaku戻れず

ここね!ここにつきる!ねえ、もうしょっぱなからズルくない?!?!

「ChikuTaku戻れず」の部分全部裏声とかほんとありがとう薮くん!って五体投地する。他のサビはもっとテンポ早めだから裏声にしてる人はいなくて、薮くんがここ歌うときも他は地声で、本当にここだけが、ローテンポかつファルセット…最高。この部分を薮くんに(というか出だしをひか→やぶに)当ててくれてありがとうえらい人!!!


あと全然関係ないし多分この音源が世に出てから何万人もの人がそう感じてTwitterはてブで書きつくしているとは思うんだけど、有岡の「会いたいよ…」やばいな?!?!?!?!?!
まずなにがやばいって、このセリフを任されたのが有岡大貴ということだよ。私が興味を失っている間に有岡大貴はここまで地位を向上していたのか(色々と失礼)。そして感情の込め方がえっらい上手。「会いたいよ」というありきたりな5文字のセリフなのに、「もう無理だってわかってるけど、でも俺はお前のことまだ愛してるから…会いたいんだよ…ッ!」みたいな悔しさと背景を感じさせる切ない声…ChikuTakuにおける主演男優賞受賞です。

 

・Give Me Love
これは超一瞬。最後のサビの「僕の想い届くまで」の「ま」。(雑)
曲自体はちゃんと月9見てたから毎週欠かさず聞いてたし結構聞き飽きた感はある。あと自担の見せ場が少ないのでさほど興味がありません。(極端)でも薮くんのたった1度のファルセットだけはヒンッ!!!(泣)ってなります。

 

<おまけ>
・FLY
上でも何回か書いてるけどギリギリ地声の高音も好きなのでFLYの薮くんもすごい好き。

高くもっと高く
時の輝き追いかけて
強くもっと強く
夢をこの手で抱きしめて
世界中の風を受けて
何処まで舞い上がろう

ここの部分特に好きだしここからもう一回サビで盛り上がるよ~!っていう準備みたいな感じがすごくいい。そして薮くんが最高な部分「世界中の」のワンフレーズ。これねえ、なんて書き表せばいいのか全然わかんないんだけど「せーぇかーいじゅーうの」って感じ…?あーーー文字じゃ全然伝わらない!!!今これを読んで頭の上にハテナ浮かべてる人の目の前で実際にモノマネをしてあげたい!(誰も頼んでない)ちなみにむめいはジャニーズのモノマネがとても得意です!(誰も聞いてない)

 


すげえな自分。薮くんでひとつ記事書けたわ。しかもめっちゃマニアックだなこれ。あー薮くんの歌声好き。
もちろん知念くんの鼻にかかったクセのある歌声も好きだし、個人的にゆうやも上手いと思ってるよ!ゆうやのパート増えろ!ゆうやの時代カモン!

 

「自担を好き」というアイデンティティー。

私は常々知念くんのことを「ナンバーワンでオンリーワン」だと言ってきました。

「ナンバーワンにならなくてもいい」なんて生ぬるいことは彼がアイドルである限り絶対に言いたくないしそんな風に言うのは失礼だと思う。でも数多いるアイドルの中で輝くにはオンリーワンでもなきゃいけない。それを兼ね備えているのが、私の中で知念くんです。

「自覚のないアイドルは辞めろ」という持論と、この「ナンバーワンでオンリーワン」というキャッチコピー(?)を言うだけで身バレするんじゃないかというくらい私が常々言ってきた言葉です。
それでいてなぜ今現在の主に追いかけているものが知念くんおよびその周辺ではないのか。なぜK-POPへとシフトチェンジしたのか。いつか自分が本当の意味でオタ卒する時(そんな時くるのかわからないけれども)このエントリーを見て懐かしめたらいいなあと思い書き記します。今日は自分の気持ちを整理するために自分のことばかり書く日です。ただの記録。


※私が知り得る情報はsmart(2014年以前)辺りでほぼ止まっています。あとは記憶を基にしているか、普通のネットニュースや時折人づてに聞いた情報です。

 

 

・ナンバーワン
知念くんは紛れもなく私の中のナンバーワンです。知念くんを一番に追いかけていた頃は、好きのナンバーワン、自分史上アイドルのナンバーワンでした。
私が記憶する限り、知念くんには「闇」がありませんでした。私は以前記事にもした通り、プライベートを感じさせるアイドルが嫌いです。彼女は”いてもいい”スタンスですが、世間にバレたら冷めます。いや、世間どころかオタクにバレたら、かな。今のオタクの情報網を持ってして、誰かがそれに気付いたらアウト。極論、少しでも匂ったら一気に冷める。知念くんにはその心配がひとつもなかった。あったのかもしれないが私は感じなかったから私のオタク人生の中にはなかったのと同じ。ドラマの後とか堀越入学後にちらほらあったものは私の中では気にするほどのことじゃなかった。
「おじいちゃんになってもアイドルしていたい!」「腰が曲がっても踊る」という現実味のない回答をするところも、素敵だと思います。僕はいつまでもアイドルだよ!と言ってくれている。「いつまでもアイドル」という、現実的に不可能な夢もあるんじゃないかと思わせてくれる。それが、私が彼をナンバーワンアイドルだと信じて疑わない所以です。
彼は、人間を感じさせません。たとえば、あんなに童顔なのに脱ぐとスゴイ(語弊)ところ。可愛い可愛いとお姫様のように扱われていて、よく知らない人から見ればカワイイキャラでしかない外見なのに平気で三四郎のモノマネとかするところ。そんなの反則だろっていうのが知念くんには普通にある。でもたまに可愛がられていることをちゃんと利用するところもアイドルとしてよくできた人だと思います。

相反する、人間味あふれるエイトが好きな反動なのかなってたまに思う。でもエイトには、人間らしくてめんどくさくて暑苦しくいてほしい。すっごい矛盾してるんだけどそう思っていて、それでもすばるくんがどこへ行っても「関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」って必ず言ってくれるのが嬉しかったりもする。


最近のことは知らないけど、私が追い掛けていたころの彼はファンサマシーンでした。本当に「マシーン」。これも彼が紛れもないナンバーワン。少なくとも、私が見たアイドルの中では断トツです。片っぱしから答えていく、なんでも。でもテキトーにやるんじゃなくて、ひとつひとつ、丁寧に応える。それを受けるこの表情まで見届けるのがひとセット。これは大野さんを見て育ったせいなのかな?と思います。大野さんも次から次にファンサービスをやっていくし、そのリアクションまできちんと自分で確認する。何の映像かは忘れたけど、反応してるのに気付かない子には何度もしてみせて、指をさして「君だよ、君にやってるんだよ」って示して、気付いたその子にウンウンと頷いてみせる姿を見ました。一人の子にここまで時間をかけることが、ドーム規模のファンを相手にしている嵐の大野智としていいことなのかは果たして疑問だけども、私は大野さんのその気持ちが好きですしそれを受け継いでいる知念くんが好きです。

自担がファンサする姿というのは、見るに堪えない人と好きで見る人が大きく分かれると思うんだけど、私は絶対的に後者です。
知念くんのファンサする姿は徹底的に「アイドル」を感じさせてくれます。幸せになれる。下手したら踊ってる時よりアイドルなんじゃないかな。それ故に他のメンバーやジュニアが0ズレで目の前にいたとしても、遠くの知念くんの背中を双眼鏡の小さな窓から見つめている私。ファンサ曲で、外周をゆっくりと歩きながら丁寧にひとつずつ応えていく(でもそのせいで後半時間が足りなくて半分は猛ダッシュしてメインに戻る)その姿。そのアイドルを全うする姿を見てどうして悲しい気持ちになれましょうか。たしかに同担に対する嫉妬心もないわけではけど、それ以上にファンの子ひとりひとりを確実に幸せにしてくれている知念くんに感謝せざるを得ない。ああ、これが私の好きな知念侑李だ。全力でファンサしまくる知念くんを見ながらいつもニヤニヤしていました(近づいてくるにつれて緊張で鬼の形相になっていくんですけどね)。


・オンリーワン
何もかもが私の中で常にナンバーワンだった知念くん。でもナンバーワンなだけではなかった。オンリーワン。唯一無二の存在が知念くんでした。

唐突ですが私には推しがたくさんいます。まあいわゆるDDですよね、しかも東西とデビュー組ジュニア組をまたにかけたクソDD。でも正直DD(=誰でも大好き)なつもりはなくて、それぞれに推してる理由があるし明確に好きな部分があります。一人ずつ5000字くらいのレポートにしろと言われればできます(誰も言わない)。そもそもDDの定義が「好きな子がたくさんいる」というように変容してるからそう呼ばれるのは仕方ないけど。
元担の横山さんのことは今でも大好きでエイトのコンサートは必ず行くし、SexyZoneはまるっと箱推しで軽率に大阪に飛んだし、時期が来れば松竹にも連続で入ったし、小瀧のソロに藤原の団扇で入ってワーイこりゃ一石二鳥だ―ってのんきに楽しんだし、松倉と藤原が同じ舞台に立つことが人生の夢でそれが去年叶ったし、松倉のために今年はSHOCKにも入ります。
それぞれが、それぞれに、ちゃんと好きです。彼ら一本で応援している人には失礼なことかもしれないけど、私は好きなものにはお金をかけたいし応援したい人には「ここにも君を応援している人がいるよ」と示したい。

そんな私なので、何度も降りようと思ったことがありました。中島健人しかり、小瀧しかり、京平くんしかり。知念くんに干されてはそちらに気持ちが揺らぎ、あー降りよっかなーこっち界隈のほうが幸せかもなーなんて該当界隈からすればなんてクソみたいな感情。でも結局私は一生知念担を降りられない。何度も何度も引き戻されて、今でさえ知念くんカワイイから抜け出せていない。そんな呪いをかけたのは知念侑李だけなんです。担降りをさせたのも後にも先にも知念くんだけ。おそらく今後も現れません。
なんでこんなにも知念くんなんだろう。自分でもよくわかりません。でも私が私の基準で知念侑李に「アイドル」を感じ続ける限り、私は知念くんのお尻を見てカワイイカワイイと転げまわるし、知念くんが芸人さんと一緒にちょっと危ないことさせられるだけで憤慨するモンペでい続けるんだろうな。

 

・ではなぜ追うのをやめたのか
なんで今の一番が知念くんじゃないのか。
「もういいかな」と思い始めたのはLiVE with me in TOKYO DOMEに入った頃からかな。
大きい理由として、その前年の全国へJUMPツアーで完全燃焼してしまったというのもありました。今までで一番近くて、大好きな子たちとの連番で、たくさんの「思い出」ができてしまった。あんなに記憶に残っている公演は他のどのグループにもありません。間違いなくあの日が最高で、今でも一番輝いています。そのツアーを最後に、仲良くしていた子たちがどんどんヲタ卒していきました。今でも友達ですし何も変わりなく仲良くしていますが、あの時一生懸命に同じ背中を追っていた仲間がふと消えた時、私は一気にモチベーションを失いました。
私は仲間がいないと楽しくオタ活できないタイプです。おひとりさまもするし友達に同じグループを好きな人がいなくてもかまわないんだけど、同じ熱量でオタクしている友達が近くに居ないと、ふと我に返ってしまうんです。だからこの時も自然と気持ちが遠のいていった。相方が上京したのもたしかこのタイミングだったな。中学生のころからずっと隣に並んで入ってきた相方と、そう簡単に連番できなくなる。そのことも私を冷めさせるには十分な理由でした。
もうひとつの理由は、知念くんにまつわる噂を耳にしたせいです。今となっては、というか当時も笑いのネタにしていたしそもそも女ネタに深刻に悩むタイプではないからきっかけのひとつでしかない。でも少なからずこの件で気持ちが引いたところはある。それは間違いないと思います。今思えばくだらないし、噂だから真実かわからないし、マジメに考えて知念くんがそんなアホなわけないよなって、今思えば分かる。けど正直それがウソかホントかとかはどうでもよくて、「らしいよ」っていうことが知れただけで私は冷める。そんな噂が立つような人間と、そんな噂を流すような人間とつるんでいる知念くんに冷めたんだと思う。
きっとこれを気持ちが最高潮の2013年に聞いていたらまた受け止め方は違ったんだと思うけど、タイミングが悪かった。良くも悪くも自分の気持ちが離れかかっている時で、ただそれに追い打ちをかけただけのこと。しかもその内容が私にとってはカスみたいな内容で、何それウケると笑いながらどこかで知念くんがそんなことするわけないというアイドルを信じたい気持ちと、やっぱり知念くんも20歳の男の子なんだというアイドルに対する諦めの気持ちが混在していました。私の中で、もうそんな気持ちが芽生えてるのがアウト。何度も言うけど本当に、タイミング。この時にこのことを聞いてしまったがゆえにいったん完全に離れることになった気がします。


・知念くんより応援したい人
そんな風に気持ちが冷めてきたころに見つけてしまったのが、防弾少年団でした。
元々少女時代が好きで、東方神起が好きな友達にSuperJuniorを勧められ、ダンスが好きなこともあってK-POPに興味がないわけではありませんでした。そもそもSJに推しいるし、FCに入ったのも多分ELFが先*1。でも彼らの立ち位置は年齢や雰囲気のせいで私の中でエイトと同じで、一番にお金をかけたい!という対象ではありませんでした。
私が「本命」と決める基準は、その人に自分の経済を左右される覚悟が出来るかという点です。(重い)
初めて防弾少年団を見たのは상남자 サンナムジャという曲の練習動画で、ああ韓国にはこんなにダンス厨に優しい動画を公式がアップしてくれるのか…と感動しました。と同時に、そのあまりのクオリティーに感動して、気付いたら「防弾少年団」とググってた。というかその堅苦しすぎるグループ名に検索せざるを得なかった。由来*2が知りたすぎた。そして一際目を引くオレンジ髪の子。なにこの子のダンス、好き。根がチョロヲタの私はあっという間に沼にズブズブ。

はじめて、知念くんより応援したい、お金をかけたいって思える人が現れた。1番好きだったとき、知念くんに飽きるなんてこと絶対ないと思ってた。興味を他に向けることができないと思ってた。でも案外その日は簡単に来た。

しかし私が彼らを知った当時、彼らはデビューから半年経った頃でした。まだまだ新人で、まわりの人は誰も知らなかった。当然その同志もいない。すぐにアカウントを作って、友達作りから始めました。
ジャニヲタの友達はふみコミュ*3とCrooz(黒歴史)で作った友達と、相方との共通の友達ばかり。その子たちと友達になった時とは文明が違いすぎていて、どうやって友達増やすんだっけ…というところからのスタート。運良く住みの近い子と友達になれて、LINEのグループに入れてもらって、今では現場以外でも会えるような友達ができました。
はじめはシステムと文化の違いに戸惑いつつも一生懸命過去に出したCDを集めた。今みたいに本国のCDがタワレコとかになくて、すっごい探し回った。タイミング良くその半年後に日本デビューして、タイミング良くリリイベに参加できて、もうそれからはノンストップで好きになる一方。気付けばもう4年も応援してるし、彼らも世界的な賞を受賞するまでに成長しました。*4

ただ、正直そんな彼らにすら今とても興味がない時期で。なんでって、デカくなりすぎて「応援」なんて言葉は似合わないし、韓国アイドルを好きになる上で"本国"という壁は永遠の課題だし、本国の土地は東京より近いけど本人たちに会うまでの道のりは気が遠くなるほど果てしなくて、こんなに姑息だと思っていたジャニーズ事務所が良心的に感じるほど。だから結局出戻りみたいになっちゃってる。そしてまたジャニーズって楽しいってなってる。


ブレてるなって自分でも思うけど、結局ここに戻ってきて、ああ、腐ってもオタクだんだな。と。本当に思いました。
私はオタクしてないと生きられない。キラキラと輝く何かに取り憑かれ、その幻想に金銭を搾取され続ける人生。でも不幸なんかじゃなくて、それが私の幸せな生き方だ、と。もしあの時横山さんに出会わなければ、相方に出会うこともなかった。相方に出会わなければ、知念くんに出会うこともなかった。知念くんに出会わなければ、青春時代のすべてをジャニーズに捧げて毎日金欠に悩まされることもなかった。でも、私がジャニヲタ(オタク)でなければ、何が残るのだろう。…何も残らない。まさにアイデンティティー。私が私であることの証明。私を説明するのに必要なのはこの趣味だけだ。

好きな時に好きな洋服が買えて、好きな時に旅行が出来て、もしかしたら彼氏が出来てこの年でもう結婚していて、そんな人生だったのかもしれない。でも私は、欲しい洋服を見て「これでチケット1枚分…」と顔をしかめて我慢して、日本各地を回っても観光せず夜行バスで日帰りするし、連絡先も知らないデートもしてくれない男にお金を使って夢を買う人生の方が良いです。

生まれ変わってもきっとオタクです。…いや、やっぱり来世ではジャニーズジュニアになります。

*1:SJのFC名。ever lasting friendsの略。永遠に友達でしかないって逆に辛いだろと思わないこともない。

*2:グループ名には、10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧(という名の弾丸)を防ぎ(止め)、なおかつ自分たちの音楽と価値を弾き出して守り抜くという意味がこめられているbyウィキペディア

*3:いわゆる掲示板。今はないのかな?

*4:2017年5月に、ビルボードミュージック・アワードの「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞。2011年に新設されてから6年連続でジャスティン・ビーバーが受賞し続けた賞。

ジャニヲタバトンを拾ってきました。

そういえば「バトン」って、中学生の時にJUGEMとか(まわりに利用者は全くいなかったが)高校生の時はデコログとかでブログ書いてたときにやってたなあ。と思い出し、適当にブログを歩き回っていたら私も書きたいな~ってなっちゃったので適当に拾ったものを自己紹介がてら使いたいと思います。

 

 

 

【名前】
むめい
お察しの通り、「無名」です。Twitterや他のSNSはリアルなあだ名でやってるんですが、はてブはなんとなく身バレが嫌なので(笑)、あえて「無名」にしました。

 

 

【今の担当は?(複数可)(推しでもどうぞ!)】
一応、知念侑李です。
「一応」というのは現在の本業はほぼK-POPなので、担当と言っていいものなのか迷いどころであること。でも1番好きなジャニーズが知念くんであるのは間違いないです。
知念担全盛期(私史上)に常々感じていた「知念担を辞める時はおたくを辞める時だ」「これが最後の担当だ」という謎の確信は今でもなんとなく残っていて、おそらく私がおたくである以上知念担です。

 

好きなところは、語り出すと止まらなくなるので、というかここは先が長いので割愛します。どうしてもひとつあげろと言われれば、全力でアイドルなところです。


ちなみに推しはメチャクソいます。かなりいます。

最近友達の間で(私が推しているという意味で)定着してきたのは、藤原丈一郎ですね。じょうくんの名前見たら私の名前を思い浮かべてくれる友達がたくさんいて、ジャニフワのときめっちゃ連絡きた。じょうくん博多座行くよ!って。

 

 

【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】
「ジャニヲタ」という認識は、おそらく12歳・小学6年生の時だと思います。
ごく出(極出)という言葉は私と同世代のおたくなら必ず知っているかと思いますが、私は所謂それでした。
要するに、仁亀が出演したごくせんがきっかけということ。しかし当時「ごく出」は非常に嫌われていまして、「ごく出は一生新規」という言葉もあったように記憶しております。今ではネタとして使える話ですが、当時のSNSをジャニヲタとして生きる上ではタブーだったことはたしかです。
しかし私がずれていたのは、そのまま仁亀(ちなみにごくせんが流行ったのは私が小4の頃と記憶)やKAT-TUNに流れることなく関ジャニ∞に移ったということ。エイトに落ちたきっかけは当時ハマっていたSNSCURURU」(知っている人いるのかな?)で、たまたま見つけた関ジャニ∞横山裕の存在でした。正確な時期は覚えていませんが、内くんの騒動でCDどうなるんだろう?と思った記憶があるので、少なくとも2004年からは彼らを認識していて、本格的に好きになったのが2005年頃からだろうと思います。

 

 

【担当遍歴】
ジャニーズとして最初に好きになったのはV6・森田剛くんです。
多分ティガの時(TAKE ME HIGHER)だと思うので、96年。当時私は3歳ですね!マセガキ!お母さんに「なんでこんな猿が好きなの?」って不思議そうにされていたことは覚えている。
その次が、嵐・大野智です。
これははっきりと覚えています。センター分けで微妙にロン毛の大野さんが好きだと言っていました。剛くんもそうなんだけど当時私はロン毛が好きだったんじゃないかと。嵐のデビューが1999年なので当時6歳。やはり子供にしてはズレた感性だったのか(失礼)、それともこの頃から見る目があったと言うべきか…(自画自賛)。
この二人に関しては幼稚園児の「カッコいい!」という好きですから、担当とは呼ばない域です。

 

本格的に自担となるのは、2006年から。関ジャニ∞横山裕です。
好きになったのは小6でしたが、残念ながらまわりには一人も同類がおらず、中学入学とともに私の中でも熱が自然消滅。しばらくはたまに画像を調べたりする程度でしたが、中1の冬に今の相方(当時ジャニヲタ界隈では「相方」「相棒」などの所謂「身内」が大流行してました)に出会い、環境は一変。今に至ります。

そして、その相方によってもたらされる当時ジャニーズJr.・知念侑李という存在です。運命の出会い!人生の転機!当時13歳!
相方は出会った当時大倉担でしたが、山田涼介というジュニアが好きでした。私は関東のジュニアを全く知らなかったので、山田のことも当然知らず。山田涼介を教えるという名目で切り抜きを見せられた時、隣にいるこの子可愛い!となったのが知念くんでした。その後一足先に相方は山田に担降り。私は1年弱横山裕と知念くんの所謂掛け持ちをしていましたが、結局知念担になり横山さんは神担(これも流行った)となりました。
そこからは自担と呼べるものは知念くんだけです。が、途中当時ジュニアの小瀧望との出会い、西本京平くん(元ジュ)との出会い、そして中島健人の誘惑、と紆余曲折ありますが、知念くんという存在は結局のところ揺るがず私の頂点に君臨しております。

 


【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】
私が好きなコンビはほぼシンメではないので、基本隣に並んでいて私がオイシイという組み合わせです。

 

ちねもり(知念侑李と森本龍太郎
当時から仲間が少なすぎましたが、私の永遠のオンリーワンカップルです。今後どんなに願ってもエピソードや並んだ写真は増えることはないけど、きっとこの二人を超える組み合わせに私は出会えません。語り出すと論文一本書けるので黙ります。前のエントリーにも書いたけど、Myojoの対談企画でちねもりだけ実現されなかったことを本当に永遠に根に持つ。大げさじゃなく一生根に持つ。

 

夫婦(横山裕村上信五
櫻葉(櫻井翔相葉雅紀
ツインタワー(藤井流星小瀧望
ふまけん(菊池風磨中島健人
藤原丈一郎大橋和也
…書きだすとまだまだあってそれぞれに深い思い入れがありすぎるのでここらへんで止めておきます。

 

 

【1番心に残ってる現場】
全国へJUMPツアー2013 inマリンメッセ福岡(2013/8/11)
こんなに楽しくてこんなに記憶に残った公演は後にも先にもこの日の2部以外にありません。内容について詳しく書くとCroozブログみたいになるので割愛します。

 

 

【初めて行った現場】
KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合 夏だ!ツアーだ!!ワッハッハー!!! inマリンメッセ福岡(2008/8)
中3の夏、生まれて初めて関ジャニ∞に会いに行きました。実はエイトの現場、ここから抜けなしで全部参加しております(8EST以降はドーム公演のみ。十祭・リサイタルは倍率が怖くて干した)。

 

 

【最近行った現場】
ジャニものだと、一番最近は関ジャニ'sエイターテインメント in福岡ヤフオク!ドーム(2017/1/3)
前日まで5日間韓国に居て、翌4日に仕事始めというハードっぷり。でも行けば損させないのがエイトだなあとつくづく思います。

 

 

【次行く現場】
関ジャニ‘sエイターテインメント ジャム in福岡ヤフオク!ドーム(2017/9/10-11)
Endless SHOCK in博多座(2017/10)

エイト行く気なかったんだけど母親がチケット余らせたから行かざるを得なくなった。と言いつつ今回のアルバム聞いて行く一択だな!って。でも当日はまとくんの団扇持ってそうな自分(頭を抱える)。

SHOCKは4年ぶり2回目!全然お金ないけど楽しみ!(大丈夫か)なにより松倉海斗。私の弟(という設定)。正直海ちゃん及び松松しか見ない自信ある。

 

 

【記憶に残ってるファンサ】
ありすぎて選べない(>_<)とかほざいてみました。嘘です。
たしかに主に知念くんにははっぴ~さま~に何度もしていただいてるし丈くんや小瀧にもはっぴ~うぃんた~もらいましたしはっぴ~すぷりんぐの年もありました。
が!一番はやはり初めて知念くんにもらった明らかな個人宛ファンサですかね…今でもあの瞬間の映像は容易く脳内再生可能…あああああ(号泣)

 

 

【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】
好きなグループが多い私ですからTOP3にするのは難しいので好きな曲を渋々3曲に絞りました。本当はもっとあります!あと下に「好きな振り付け」っていうジャンルがあるのでダンスで好きな曲を除きました。

 

All of me for you(関ジャニ∞
なぜ好きかと問われれば説明は難しいのですが、なぜか聞いた当初からずっと好きです。エイトの曲はたくさん名曲があるし好きな曲もたくさんありますが、ひとつと言われるといつもこれを選んでしまいます。基本的にマイナーコードな曲が好きなんだけど、これは本当にドツボ。暗いの、めっちゃ暗いんだけど。でも好きがすぎる。
特に好きな部分は2番Aメロの内くんパート「2人いて1つの細胞が」の「細胞が」です(細かい)。あとは大サビの後ろで聞こえる渋谷のフェイクです(細かい)。

 

Your seed(Hey!Say!JUMP)

私のJUMP担の友達に、私がJUMPの曲で何が好きかという質問をしたら百発百中全員正解すると思う。それくらい好きです。好きすぎてなんで好きかわかんないくらい好き。なぜかと言われても説明できないこの気持ち。何が好きって、全部好き(語彙力の欠如)。

 

 

キャラメル・ソング(嵐)
私のiPod再生率永遠の1位もはや殿堂入りのこの曲。知念担ならみんなそんなもんなのかなと思ってましたが特に共感を得た記憶はありません。どこかのなにか(適当)で知念くんが好きだと言ってから、狂ったように聞きました。その後雑誌でアオペダが好きとか言ってたから当時の知念くんはそんなに思い入れがなかったのかもしれないけど私にとっては大事な曲になりました。歌詞もメロディーも可愛くて、あえてこの曲を選んだ知念くんってガチじゃんって思いました。

 

 

【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】
ダンス厨の私にとっては何万とある曲の中で3つに絞るのは本当に断腸の思いなんですがなんとか絞りました。
ちなみにYour seedもランクインしてるんですが上で挙げたので除外します。

 

 

BEAT LINE(Hey!Say!JUMP)
もう今更語るのも億劫なくらい長くなるので割愛。とにかく最高としか言いようがない。この間久しぶりに動画で見て泣いた。

ポイントは、「情熱がJumping」の「情熱が」の部分で、うぃっしゅが前に出たみたいな手をして「ねつ」の部分の音ハメで2回ヒット打つんだけど、そこが好きすぎて毎回5万リピートくらいする。

 

Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~(嵐)
嵐のダンスは基本がLockだからめちゃくちゃ難易度が高い(と思うのは私がロックできないからってだけかもしれない)。そしてこの曲はたしか屋良くんの振り付けということもありさらに難しそう。だがしかしこの曲は本当にかっこよくて、どうしても覚えたくて当時PV死ぬほど見ました。出だしのJがしょっぱなからかっこよさをダダ漏れさせている。でもそれが始まる!って感じがして、嵐!って感じがする。そこが好き。嵐は5人ともダンスのクセが強くて、それでいて5人ともそのクセを直さない。相葉さんなんかスーパー早取りマンなので(※早取り…拍を取るのが早いこと)一人ズレて見えるとこも多々あるし、正直ほぼそろっていない。がしかし「嵐」として踊るとあら不思議、その違和感さえ個性であり「嵐」としてのスタイルであるように見えてしまう。あくまでこれは私の個人的感想ですが、そういうところが嵐のスターたる所以だと思っております。

 

Sakura(嵐)
めちゃくちゃハードというわけでもなく、めちゃくちゃ特徴的というわけでもありませんが、本当に個人的にただ好きなだけです。タット(手の細かい動き)っぽい部分も好きですが、個人的ポイントは、1番サビで説明すると「またどこかで生まれてく」の部分、「未来へ」の部分、「この心に響け」の「心に」の部分です。言葉でここの動きを説明するのが非常に難しいので(笑)、ぜひ動画でご確認ください。

意外と嵐ってフリがかっこいい曲が多いのにダンスが前面に出てるグループでもないからそんなに注目されないのが悲しい。大野さんがつけたとき以外にももっと注目されていいと思うんだけどなあ。この他にもLove Situation、Breathless、P・A・R・A・D・O・X、二宮さんのまた今日と同じ明日が来る、などなど。嵐はバラードもダンスナンバーも名曲が本当に多い。曲に恵まれとるなあとつくづく思う。

 

 

【自分がJrになれたらバックにつきたい曲(複数可)】
硝子の少年・Kissからはじまるミステリー・愛されるより愛したい(KinKiKids)
生まれ変わったらジャニーズJr.になりたいが口癖の私ですが、この3曲は必ず踊ります(断言)。
特にKissミスは大好きすぎてイントロだけで鳥肌が立ちます。ダーダダッダッダッダッダッダダッダーダダッダッダッダッダッダダッっていうアレ。歌詞が好きすぎるから絶対口ずさみながら踊る自信ある。松倉くらい全力で口パクする。この曲だけはフリが云々とかじゃなく曲が好き。

 

Give me…(北山宏光ソロ)
これも大好きな曲。そもそも本家を初めて少クラで見て惚れて、当時のバイトの先輩にCDを借りた記憶があります。
曲はもちろんなんですが、そのとき一番気になったのはみつの後ろで踊る寺西…ダンスが好みすぎて目が離せなくてそのあとてらぴのダンス見るためにめちゃくちゃリピートしたなあ。生まれ変わったらてらぴとシンメにしてもらえる実力と身長を持ったジュニアになります。

踊りたい曲はたくさんあるのに、いかんせんほとんどバックをつけない曲(JUMPとかエイト)…

 

あとやっぱキャンゴーとリアデラはしとかなきゃJr.として一人前とは言えないよね。もちろん踊るよね。

 

 

【1番好きなペンライト】
私が持ってる中で一番可愛いと思うのは関ジャニズムのタンバリンかな。
エイトのペンライトはJUKEBOXあたりから突然可愛さが増した。安っぽくなくなった。タンバリンかよって思ってたけど持ちやすいし振りやすいし色可愛いしで実はかなり優秀。

 

 

【1番好きな衣装】
あ~これも大変迷う…JUMPなら、BESTが黒で7が青、BESTはロングで7はショートのジャケット、手首にファーがついてるアレ(語彙力)。今はハイハイらへんに下りてる気がします…?あれで当時の7はワントレ歌ってた気がする。

あと総スパン衣装大好き芸人。白Tに水色の総スパンのベスト、パンツで肩にあの王子様的なひらひらがついてるやつ(伝われ)とか、全国へ〜のときのシャドボ〜ゆあしどのときのパープル総スパンスーツ。知念くんのジャケットの丈感が好き。ほんのちょっと長くて余裕があるからターンとかすると裾がひらってなる。そこがいい。
エイトさんは、最初のカウコンの時のヒョウ柄衣装。安田くんがサルエルのやつ。

 

 

【よく買う雑誌】
中学のときは3誌毎月買ってたな…今も全部残ってるけどよく考えたら月3冊は非常にお金の無駄だった。
お気に入りはWinkUpでした。最近はファッション誌含めほとんど雑誌を買いません。が、大野さんと知念くんの対談が載ってたノンノは買った。さすがに買った。

 

 

【この映像は見て欲しい!というオススメ】
「映像」というくくりが広すぎて…DVDなのか、バラエティーなのか、歌番組なのか、ドラマなのか…パフォーマンスとか言いだしたらきりないから、単純に見てほしいのは関パニ。最近だとクロニクルのト書きとか英会話とかみんな面白がって見てるけど、絶対関パニが最強だと思う。知らない人は、騙されたと思ってU字の水槽で検索してほしい。責任は取りません。


一番好きなDVDは関ジャニ∞spirits!!」だけも、これは彼らの初大阪城ホール公演という今じゃ考えられないクオリティーのコンサート映像なので、今のエイトが好きな人には物足りないし面白くないのかもしれません。が、私は初めて買ったDVDがこれだったというのもあり、MCの内容を覚えるほど見ました。あだ名のくだり最高。レッツファイトしてぇのマルの顔が好き。
もうひとつ擦り切れるほど見たのは少年たち(2010)の松竹座の方。本編もさることながらSHOW TIMEの豪華さと言ったらもう…今考えても確実に最高ランクでしょう。もう2度と揃うことのないあのメンバーが、この時期の関西ジャニーズジュニアが一番好きでした。

 

 

【ジャニヲタになる前の趣味は?】
これといってなし。
BUMPが好きな時期もあったけどそこまでハマらず流行りに乗っただけ。二次元にもハマらず、ザイル系にもハマらず、ジャニーズに落ち着きました。そもそもジャニヲタになったのが中学生だし、小学生で趣味なんてものこれといって存在しないよね…あ、黄金期のモーニング娘。はもちろん大好きでした(吉澤ひとみ大好き芸人)。

 

 

【最近気になっている子】
海ちゃん丈くん以降ジュニアに追いつかなくなったので最近のジュニアは全くわかりませんが、いつかの少クラで見たとき松井奏くんが気になりました(そもそもまだいます?)。口元に知念くんみを感じないこともないな…と思って今改めて検索したらそうでもなかった。けどたじ~(もはや懐かしい)やれあたんと同じ匂いがします、外見だけで判断してますが。あとみじゅきや涼くんと踊ってる子ですごくダンスが上手いなって思った子がこの前いたんだけど、多分今見てもどの子か思い出せません(ババアしっかり)。

 

 

【最後に一言!】
何度でもいいます。来世はジャニーズジュニアになります。

 

 

「10人だった」ということ。

下書き4つくらい溜めてますがどうしても先に書きたかったので書かせて。そしてそれより先に一言言わせて。

 

 

私の永遠のリア恋枠小瀧望くん21歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!
最近はてブサーフィンして色んな担当の方のエントリー読ませていただくんですが、WEST担内での濱田リア恋率の高さ!!!そして小瀧望の恋愛対象外(語弊)率!!!信じられない。みんな制服姿の小瀧望が自分の通う大学の前でちょっと緊張しながら待ってる姿とか想像しないの?!私は何億回もした!!!
そんな彼がもう21なんて信じられません、カムバック12歳のぷくぷくのんちゃん(のんちゃんとか呼んだことない)。

 

 

さて本題はHey!Say!JUMPのベストアルバム「I/O」についてなので、小瀧望は全然関係ないです。

 

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というのも本当は全然買うつもりなくて、だってJUMPのCDなんてAinoArika以降買ってないし(しかも未開封のまま売ったし)、内容見ても私が生きた世界はDisk1で終了しているし、楽曲投票は一応したけど5/10は知らない曲だったし、こんな状態の私が買う意味あんのかって正直悩んでて。
しかし何のきっかけだったか忘れたけどTwitterで「トビラの向こうが録り直しされていない」という一文を目撃しました。え???そんなわけ???だってあれは10人で歌っててしかも10人の名前が入っていてもはや黒歴史として闇に葬られて開けてはいけない箱に鍵をかけて奥底に入れられているのでは…と思っていろいろ検索した結果、どうやら真実らしい。しかもきちんとあの掛け合いが収録されているらしい。
その情報だけで、今日帰りに買って帰ろうと決めた先週金曜日のAM11:00(仕事中)。

 

即相方にLINEしたら、

 

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この反応。これめっちゃ笑った。新しい。私も今後使おう。

 

 

 

正直一人で聞ける気がしなくて、相方と電話でつなぎながら帰宅してMステまでの間に一緒に聞きました。
ついでにDisc3の1曲目がTO THE TOPで、相方の1番好きな曲は何年経っても何年も前からずっとこの曲で、最後に入ったあの現場で目の前の山田一緒に拝んだなあ(知念くんは山田のシンメ位置で下手だったから諦めてた)なんて思いながら聞いて見事に懐古。おかげで私のこの曲の記憶は山田涼介しかない。「逢いたいと願うそのたびに踏み出せた一歩ここまで来た」この歌詞、きっとオタクの誰もが大きくうなずいたはず…!「輝いてるその瞳がずっとそのままでいてほしいから」…口ずさむだけで涙ぐんでました。どうもおたくごとだと涙腺が緩くなるで有名な人です。
そんな曲からのトビラの向こう、そして心・技・体。二人してイントロから「「ハァ~~~~~~~~~!!!!!」」となんの感情で出てる声なのか謎である奇声。当時の純粋無垢に知念くんが大好きだった気持ちと共に、白い衣装で楽しそうに踊っていた少クラの映像とか、黄色やら紫やらのヘンテコサテン衣装で踊る10人の映像とかが走馬灯のように脳内で簡単に再生されてしまったから、ああ本当にあの頃の全部だったなあなんて思いました。

 

 

10人だったこと、って、今のJUMP担や当時からのJUMP担ってどういう風に受け止めているんだろう。
自分はエイターなのでどうしても比較してしまうのですが、エイトは7人になってから、例えば亮の「うちがんばろうなおれらはまってるから」とか、大倉がある時期まで使っていた「8→1」とか、いわゆる「そういうこと」がいろいろあって。この「そういうこと」が何なのかニュアンスで伝わればいいなとは思うんですが。要は、事務所には言及することはダメだと言われているから公の場ではなにも言えないんだけどほんとは俺らは忘れてるんじゃないんだよということを遠回しに示すこと、といいますか。disってるわけじゃなくて、そういうファン泣かせみたいなこと。「そういうこと」が当時のエイター(私含む)は大好きだった印象です。みんなこぞってブログの最後には「8→1」をつけたし、内くん復帰の署名が当時バトンのようにして回ってきた記憶があります。
今でこそすばるくんが「6人でも7人でも8人でも」*1なんて言ってファンの涙腺を攻撃してきますが、大倉が「8→1」をしなくなった頃から、察してなのかファンもあまり8人に言及しなくなったように思います。
エイターはそういうエモいことが好きで、暑苦しくて、すぐ泣かせられたがって、なんか悪口言ってるみたいですが私はそこが好きなんです。私も例に違わずそういうエイターなので。

 

 

時代が違えば、様々なことが違うのは当たり前ですが。JUMPはどうだろう、と。
気付けばもう10人での活動期間より9人での活動期間の方が長くなっていました。今いるファンのほとんどが龍ちゃんの踊る姿を見たことがないのかもしれないと思うと、なんだか不思議な気持ちです。先日の音楽番組で、デビュー当時の最年少は?という会話にものすごく胸が苦しくなりました。違うのにって。仕方のないことだけど。
私はデビュー当時から年少二人のコンビが好きで、知念くんの呼ぶ「龍ちゃん」が世界で一番好きでした。ドクターフィッシュには連れて行ってもらったのかなとか。おそろいのアンクレット買ったのかなとか。Myojoの対談企画でちねもりの組み合わせになることだけを楽しみにしていたのに、実現されなかったことだけは永遠に根に持っていますし。
そういった意味ではかなり特段の思いが龍ちゃんとちねもりにはあったはずなんですが、なんでか内くんの時みたいにエモいことはしなかったんですよね。伊野尾さんが、亮みたいな縦読みメッセージを隠したこともあったけど、それほど何も思わなかったし。むしろ何それって何故か斜に構えて見てた気がする。ひねくれてたんだろうな。

 

でも、今回の音源はやはりどうしても手に入れたかった。龍ちゃんがいたことの証。10人だったことの証明。
正直「今更…?」って思ったことも否定できないけど、やっぱり嬉しかったし、聞いたら泣きました。相方と聞いたからか、余計。本当になぜ今更?という気持ちはある。今まで散々ないものとして扱われて、さも9人でやってきましたよのスタイルでやってきてたのに、そこはいいんだ、みたいな。そんなにあっけなく龍ちゃんの声や「龍太郎」という名前を収録してしまうのか、と。正直なんかいけすかなくて、なんでこんな腹が立ってんだろうと自分でも不思議に思いました。でもなんか、嫌だった。「そういうこと」しないと思ってたから。何だ今更って。こんな捻くれ者いないだろうな、みんな純粋に喜んだんだろうな。ここに文章にしてみても昇華されないし、今も全然モヤモヤしてるけど。

 

最強に懐古な脳みそのままMステを見て(相方の家にテレビがないためテレビ電話中継)、大人になりすぎた「シャドー…?」を聞いて、2番は「シャドー…」なんだよねとか言いながら懐かしんで、Your seedで(私が一人で)興奮して、UMPで「もうさすがに聞き飽きた」と笑って。いやUMPはさすがに本人たちも飽きただろ。でもデビュー曲ってそういうもんだよね…と浪速いろは節やええじゃないかやSexyZoneのSexyZoneのことを思いやる。どこも同じようなもんだな…。

それから流れで「全国へJUMPツアー2013」。これも一種のパンドラの匣…もう懐古の嵐でした。細かいことはいつか書くかもしれないし書かないかもしれない。でも思い出のツアーであることは間違いなくて、それからしばらく「あ~~~ジャニヲタしてえ~~~戻りてえ~~~」とのたうちまわってました。

お互い仕事の関係でジャニーズからは以前より離れた生活を長年しているせいで、10周年というこの機会に当時のことが唐突に蘇りすぎて、この前会った時はその話しかしてなかったな。自分から冷めて離れて行ったはずなのに結局戻ってきちゃうんですよね。私もほとんどDVDを売ってしまったことを少しだけ後悔しました。今更、こんなに気持ちが戻ってくるなんて思ってなかった。

 


なんやかんや3時間ほど話しましたが「結論:来世ではジャニーズジュニアになりたいから徳を積もう」に落ち着きました。(いつもそれ)来世では二人でふまけん目指そうなって約束しました。私ふま担当だろうな…。

*1:2017年の「元気が出るライブ」DVDに収録されているオーラスの公演での渋谷の言葉。

関ジュがバックにつくっていう話。

「関ジュ、バックつくってよ。」

 

 


最近では私よりジャニーズの情報が早い母親に突然肩をたたかれました。
それからのエゴサは私の方が何倍も早くそれ故に見たくないさまざまな意見まで見ることになってしまい、正直第一報を聞いた直後の安易な歓喜がウソみたいに沈んだ気持ちになりました。

 

 


私は元横山担です。「元エイター」と言えないのは、正直今でもエイターであることには変わりないからです。私は関ジャニ∞の作る音楽や空気感やエンターテイメントが、担降りをした今も大好きだからです。関ジャニ∞が関わると途端に涙腺が緩くなります。これからも関ジャニ∞の輝く姿をずっと見ていたいし、横山くんの「ついてこい」という言葉に半永久的に従うことになると思います。その点では、担当がいない今でも私はエイターです。
「虹色エイター」という言葉は好きではありませんので、私はあくまで、横山さん及び夫婦を贔屓にし村上に対しては少し当たりが強く錦戸亮に甘いエイターです(修飾語が長すぎる)。

 


エイトのコンサートには約9年通い続けています。初めてのコンサートがエイトであり、私のコンサートの概念を作ったのは関ジャニ∞であると言っても過言ではありません。
それが故に一時期JUMPのコンサートがつまらなくて、毎回毎回文句垂れてるなんて時もありました。こちらに関してはsmart以降行っていないので、現在の彼らの舞台がどんなものか知りません。あくまで、エイトで育った感性で見たときの高校生の私が感じていた感想です。
今でこそ様々なアーティスト(主にアイドル)のコンサートに行きますが、エイトのコンサート後ほどの充実感に出会えることはごく稀です。もちろん自分の中で彼らのステージを贔屓目で見ている部分は少なからずあるとは思いますが、それを抜きにして純粋にステージ演出やグッズ、本人たちの対応を鑑みても、公演後ドームの外に出て「あ~楽しかった!」と純粋に言葉が出る公演は多くありません。いまや「評論家」と化してしまった自分のオタクスタンスがそうさせるのかもしれませんが。そうだったとして、つまりはそのオタクスタンスを持ってしても、かつどんなに恵まれない席でも、「楽しかった」と思わず口にしてしまうのが関ジャニ∞のステージなのです。

 


エイトのコンサートにはいつも明確なテーマが見えます。
私のお気に入りは8UPPERS。一人一人にキャラクターとしての名前と背景がつき、アルバムの初回限定にはそれぞれを詳しく書いたブックレット。収録曲やおまけ含むアルバム全体統一感もさることながら、短編映画まで作ってしまう拘りよう。このアルバム以降、アルバムとコンサートのテーマ性が強くなったように思います。

今になって気づくのですが、アルバムの途中に挟まるインストのトラックの良さ。当時は歌ってない曲なんていらんとスキップしていたものですが、大人になった今改めて聞いてみるとその良さに気付きます。適度なバランスで挟まれたタイプの異なるインスト。ばっちりと「8UPPERS」の世界観を演出しています。今回はアルバムではなくコンサートの方に話の重きを置きますが、8UPPERSはアルバムからすでにその演出が始まっていたわけです。

関ジャニ∞はいつでも、どんな細かい部分にも必ず意味を持たせている。そう思っています。

 


そうした素晴らしいコンサートの数々に必ず姿を見せていたのが、関西ジャニーズジュニアの面々です。
古くは松竹座時代から、新しくはドームまで。横山さんに至ってはソロのバックにつけて地方まで一緒に回りました。私は関ジュ単体も好きですしエイトとの絡み(特に横山さんが嬉しそうに奢っただの泊まりにきただの話をするところ)も大好きです。だから今まで見に行った公演に彼らがいることに何の違和感も抱きませんでした。むしろどちらも好きな私からすれば一石二鳥なわけで、目の前で文ちゃんが踊れば感動したし、たつにいが前を通れば手を振ったし、ファンサ団扇を向けたこともありました(当時は「遠くの自担より近くのジュニア」派)。

 

私の記憶ではジュニアがついたコンサートとして8ESTが最後だったと思うので4.5年ぶりでしょうか。
当然、賛否両論。私が素直に喜べたのは、該当担・関西担ではないこと、エイトも関ジュも好きだということが大きいと思います。

 

まず反対意見として仕方ないと思うのは、彼ら関西ジャニーズジュニアのホームグラウンドは「松竹座」であること。
今年もすでに「少年たち」の公演が発表されていたわけですし、ポスターには「総出演」の文字があったとのこと。それでいて何人かはエイトに選抜されて出演できないだなんておかしな話です。さらにエイトの大阪公演と少クラin大阪の収録がどうやらかぶっているらしい。少年たちは、大変失礼な言い方をして私には関係ないとしても、in大阪に出演しないとなるとこちらは大変遺憾です。彼らが唯一テレビに出演できる機会、それが年に一度のザ少年倶楽部in大阪なのです。いくら舞台に引っ張りだこだったとしても、テレビに出なくてはお茶の間の認知度は上がらない。どんなに実力のある子でも、その実力を関西に興味のない人たちにまで見せることができる唯一の舞台に立てないんじゃ名前も覚えてもらえない。そんなの本末転倒です。

「総出演」という大きすぎる括り。詳しく明記されない個人名。こうした突然の現場(しかも今回はチケットの手配が特に難しい)。すべてジュニア担にとっては恐怖でしかないはずで、どんなに嬉しいことでも不満が上回ること間違いないのです。

 

 

そして、該当担の視点で見てもすでに不満の方が大きいというのに、エゴサのうちに見えてくる「エイターによる不満」。


「エイトを見に行くためにお金を払っているのに」「ジュニアコーナーするくらいならもう1曲歌える」「ジュニアのためにお金を払ったつもりない」「時間割く意味」「いらない」

私は正直驚きました。こんなにも心ない言葉が飛び交うものかと。
「バックがつく」という事実がわかってからすぐに喜んだ私は、世の中にこんな意見があるということを想像しておらず、改めて自分の視野が狭いことを痛感しました。完全に井の中の蛙状態。当時から当たり前のように感じていた光景も、時を経て「無意味」だと思われる日が来るとは思ってもみませんでした。

今までつけなかったのに今更?とか、バック目当てで入る人が増えるのが困る!とか、そのあたりまでは想像できていました。しかしここまで不必要だと感じている人が存在するなんて。本当にショックでした。


たしかに当時からジュニアコーナーをいらないと思っていた人は多かったと思います。当時のVeteranには歌のコーナーがありましたが、座っている人もチラホラ。トイレ休憩の人もチラホラ。私は立ってペンラを振る方でしたが、そういう人たちの気持ちも分からなくはありません。

 

だけど関ジュ本人たちだって、そんな人たちの前で歌って踊って笑顔で振っているのは正直つらかったはずです。
いつもはある種見知った顔ばかりの「完全ホーム状態」である松竹座に比べ、(自分たちの団扇もあるとはいえ)大先輩たちを見に来た人たちが大半を占める「完全アウェイ状態」のステージ。先輩のコンサートの時間、ステージを借りているという肩身の狭さ。観客のほとんどがその曲を知らないという状況。もはや名前も知られていないかもしれないという可能性。ステージからも見えるはずのつまらなそうな顔、化粧直しする姿、トイレに立つ姿。それでも彼らはステージで全力のパフォーマンスを見せ、少しでも先輩たちのステージを盛り上げようとしてくれていました。

本人たちが「バックにつけてください」なんてお願いしたとは到底思えませんから、事務所が勝手に決めたかあるいはエイトのメンバーの意向なのでしょう。細部にまでこだわる彼らですからおそらく後者ではないかと思いますが、このあたりは本人たちの口からいつか語られない限り推測にしかすぎません。

 

だけど、きっと「時間の無駄」なんかじゃないんです。私は、エイトが彼らを今になってバックにつけて連れ出したのには何か意味があるのだと思っています。何度も言いますがこれはあくまで憶測で、しがないオタクが都合よく考えているだけです。でもあんなに一生懸命に頑張っている彼らの時間が「無駄」だなんて悲しすぎる。そんな風に思う人がいることも、辛すぎる。

 


私は、今回の件は個人的にとても嬉しいです(私の推し(藤原大橋今江)は一人も来てくれませんが、来ない=松竹座だろうしそれはそれで喜ばしいことだと前向きにとらえます)。特に真鳥がまたエイトの後ろで踊るんだと思うとすでに胸が熱い。知らなかったんですが、まとくんはどうやらダンス留学?をしていたそうですね。ただでさえ上手だったのにさらに上達しているのかと思うと楽しみでしょうがない。

ただ、様々な意見を見てしまいましたし私もそれなりにいろんな現場に行っていろんなかいわいの友達と合流してきた分、手放しに喜んでいい件なのかどうかは複雑な心境です。でもこの件が、結果的に誰も喜ばない事案になるのはあまりに悲しいです。私が応援する人たちに、少しでも大きな舞台での経験が舞い込んできたんだから、それを喜んで応援したい。
幸いこの目で確かめることができるので、直接この目で見てまた言葉にまとめたいと思います。

 

だからどうか、時間の無駄だなんて言わないで。こいつらに金払ってんじゃないなんて言わないで。興味がないなら、エイトがはけたら座っててもいい、見なくてもいい。だから、そっとしておいてほしい。
ジュニア担でもエイト担でもないですが、どちらも応援している身として、ささやかな願いです。

 

 

こんな記事を書いて、ああ、丈くんに会いたいなあというより丈くんが踊ってる姿を見たいなあ、と思ったタイミングで藤原担さんのブログをたまたま拝見して今年の冬は(夏はもう今さらなので)行きたいなあ、なんて思ったのも束の間、本業の方のソウルアンコンが自分の誕生日(12月)に開催される発表がこのエントリーを書いている最中にありました。なんだこの運命のいたずら。

 

 

 


ちなみにどうでもいい話をひとつ思い出した。
8UPPERSの時、座席がまあまあ良かった(メインに近い場所)から念のためにとド定番ファンサ団扇「撃って」(相方所有)を一応持参しておりました。案の定龍太が反応してくれて、ご丁寧にピストルにもう片方の手を添える形で撃ってくださいました。その直後隣にやってきた兄にも一発お見舞いするというなんとも微笑ましい室兄弟のじゃれあいを興奮しながら見ていた私。直後、隣の相方に「で、今の誰?」と言われ、私絶句。何年も一緒に入ってきて何度も目にしているにも関わらず(そして隣で私が見事にその沼に嵌っているにも関わらず)全く関ジュにハマらなかった相方の理性は鋼です。

5人の「Teleportation」について語る。

私がザ少年倶楽部を見始めたのはおそらく2006年ごろかと記憶しております。
司会はもちろん小山慶一郎と中丸雄一。録画はビデオの時代だったので全く残ってないですし、なんせ10年くらい前の話なので記憶もほとんどありません。


当時の私は少クラの存在を知りませんでした。そもそも始まりが関ジャニ∞だったからなのか、好きな人が出ていない番組の存在も知る由もありませんでした。
そんなことよりも私の住んでいる地域ではお目にかかれないほんジャニとか、oh~ソレとか、ちちんぷいぷいとか、そういうローカル番組の方にどうしても関心が向いていました。
7人のオカンとか、あの頃どうやって見てたんだろう?つべってあの頃からこんなにポピュラーだったっけ?もうその記憶もほとんどない。


たしかに私にとって中学一年生の一年間は、おたくとしてのターニングポイントでもありますが、それ以上に黒歴史中の黒歴史なもので、ほとんど記憶から抹消しています。そのせいでおたくごとの諸々も記憶から欠落しているのかもしれない…ただ毎週土日になると朝起きて10時くらいから夜ご飯までの8時間くらい、ずーーーっとパソコンの前に張り付いていた記憶はあります。何してたんだろう当時の自分…。

 

 


そんなザ少年倶楽部ですが、2011~2013年くらいまでの間なら全部BDに落としてファイリングしてあるほど熱心に見ていたのですが、JUMPが卒業してからというもの特に見る理由がなくなってしまい、一度録画を忘れてしまうとくじけてしまって保管することもなくなってしまいました(in大阪だけは毎年必ず録画、BD保存してますが)。


社会人になって帰宅が21時を過ぎるようになると、リアルタイムで見れずに録画したとしてもそれを消化するのにも苦労してしまい、帰りの早い母に「今日○○くん出てたよ」と言われて興味を引く場合、あるいはツイッターで騒がしくなっていた場合のみ再放送を録画してチェック…という頻度になりました。


ブラック同然グレー企業を退職し、17時半の定時を獲得したのも束の間、改変により再び18時スタートに戻るという悲しみ。家と職場が片道1時間弱の距離にある私にリアルタイム視聴は到底不可能となりました。
そんな調子で結局遠のいていた少クラですが、たまに一部抜粋されたものがリツイートされて流れてきたり、なぜだかYoutubeのオススメ動画に出てきたり(ジャニーズ関連の動画なんて見てなくても出てくるんだから怖い)で、なんだかんだ見たくなることも多く気になる回は再放送を録画して見るようにしています。

 

 


その気になる回ですらここ最近ではほぼなかったわけですが、久々に私的神回に出会いました。
ちなみに過去の神回としては、元祖BBVのBIG GAME回(in大阪)、BEAT LINE回、BOUNCEです。これは何万回と見ました。

 

 


その久々の神回というのが、先日のSexyZone5人によるTeleportationです。(やっと本題)

 


セクゾ担でもなんでもない私ですが、中島健人に降りようとわりとガチで考えていた時期がありました(落ちるだろうと臨んだコンサート後なぜか気持ちが落ち着くという謎の現象に見舞われました)。その翌年のツアーも完全に思いつき&勢いで城ホまで1人遠征、ちゃっかり2公演楽しんだなんて時もありました。


もともとB.I.shadow時代からほくちゃん推し(現在進行形)でやってた私ですから、そこにいたふまけんは特に推してませんでした。SexyZoneが出来た時もほとんど全員知らない状態でしたが、いつのまにやら沼にどっぷり。ずっと箱推しを公言していました。


しかし例の格差問題や分裂騒動のあたりから、やはり2:3という構図や5人で並ばないことに違和感があり、疎遠になっておりました。やはり私の中でセクゾちゃんは5人でないと推せない、あの5人でいる時の雰囲気が好きだ…!と。
そのためサマパラのことも当然情報が入ってこず、つい最近人から借りて中島健人のステージに圧倒され、感動し、再び再熱してしまいました(このことはまた後日)。 

 


そんな最中で、このパフォーマンス。まさに、全俺が泣いた。
私が一番中島健人に熱を上げていたのがちょうどTeleportationの時期で、本当にテレポばっかり聞いてたしあの回の少クラも死ぬほどリピートした。テレポだけは何万回聞いても飽きない。今でもそう思います。
そんな名曲を?!今このタイミングで?!私の大好きな5人で?!最高かよ!!!

 


このパフォーマンスが放送されることを全く知らなかった私は、まさに放送されたその日に、テレビを直接ムービーとして録画した人がYoutubeにアップしていたのを、本当に何かの偶然で発見しただけでした。


サムネを見た私発狂。即再生。恥ずかしいことに、気づいたら本当に泣いていました。
あれはなんの涙だったんだろう…自分でもよくわかりません。おたくごとになると極端に涙腺の緩い人間なもので。
そのまま3回くらいリピートして「録画!!!!!!!」と思い、日曜の再放送を即時予約。いつもなら番組の予約なんか前日にCM見て思い出してあぶねって言いながらするレベルなのに、こういうときの私の動きの速さたるや。このくらいの身軽さで部屋の片づけとかHDDの整理とかグッズ売りさばいたりとかすればいいのにと我ながら思う。

 

 


休みの日は基本的に10時~12時くらいの間に起きる私ですが、録画予約しているにも関わらず見たい気持ちが勝ったのか自然と9時半ごろ目が覚めました。つくづく自分の体質がオタクで困る。


私が見なくても母親は毎週まいじゃにをしっかり見ているらしく(笑)、その日もついておりました。私はじょうちゃんと大天使和也(※藤原丈一郎大橋和也の意)が出てないとあまり見る子がいないので最近は見てません。が、その日ばかりは久しぶりに見ました。たしか文ちゃんが歌っていたような。なんか老けたなあ…と思った気が(失礼)。

 

 

そして!待ちに待った!ザ少年倶楽部!!!
なんか朝見るのって新鮮。いつも夕飯を食べながらとか、食べ終わったころにはじまるものだったので、朝起きてすぐに可愛い子たちのワイワイ(?)が見れるってこんなに幸せなんだなって。

 


最近はめっきりジュニアには疎くなってしまったので、出演しているほとんどの子が誰だかわからない状態。昔じゃ考えられなかったこの状況…毎週見てるはずなのに「この子誰?」と聞いてくる母親のことが信じられなかったのに、今じゃ私も8割わかりません。


ちびじゅ(もうちびではないけど)の中ではスノープリンス合唱団のころから井上瑞稀推し続けているので、最近の目覚ましい成長に毎度毎度「みじゅき~~~~~~;;;;」とむせび泣いているわけですが、ここ最近は本当にダンスのスキルが上がったなあと思います。手足が長くて顔が小さいっていうザ現代っ子体系のみじゅき…もう少し肌がきれいになるといいね…。
ちなみに橋本涼くんはあと5年、あと5年したらとんでもねえイケメンが爆誕するぞとひそかに期待しております。すでに顔面のポテンシャルがえげつない。

 

 


そんなこんなでテレポのことしか考えてなかったので他のことあんまり覚えてません!そのくらいテレポ待機!全裸待機(気持ちが)!
そしてここからはテレポ大好き芸人の個人的感想です。

 


5人のパフォーマンスにはもちろん文句ありませんが、正直あのカメラワークはいかがなものかと思います。
5分割っていうのは斬新で、私のような箱推しの人間からすればすごく助かります。あの部分のこの子が見たかったのに!っていうのがなくなるからです。コンサートではいつも誰中心に見るべきか悩まされますし。私の目もいっそあんな風に見れろよとさえ思います。
が、しかし!ちょっと近すぎやしませんか。もちろんジャニーズですから、イケメンですから、視聴者の大半は彼らの顔面が見たいんでしょうし本人たちも思いっきりキメた顔で歌ってましたけど、この曲はダンスありきじゃないですか?!なぜもっと引きのアングルで映さない?!なぜ全身を映さない?!あんな素敵なダンスナンバーでほとんどバストアップなんてもったいないがすぎます!


こんなこと思うのは私がダンス厨なせいもありますが、特に松島担なんかすごく思ったんじゃないでしょうか。みじゅき同様、聡ちゃんのあるときからのダンスの成長率といったら凄まじいものですよね。何があったか詳しく知らないんですけど、公式で何かしたんですかってくらい。ダンス留学でもしてきたのかと思うくらい見違えたと思います。昔から下手ではなかったはずなんですが、緩急のつけかたも表現力もぐんと成長している。もちろん今回のテレポも、聡ちゃんは何度もフレームアウトしながら全力で踊っておりました。


でもフレームアウトって!ひどくないですか!あんなに素敵な聡ちゃんのダンスの全体像をカメラがとらえていないなんて!MOTTAINAI!私の中のマータイさんが叫んでいます(このネタ分かる人いんのかな…)。


ちょっと引きかな?と思っても腰の辺りまでしか映ってないし、私は足の先まで見たいんだよ!と地団駄を踏みながらもやはりTereportationは名曲だなと改めて噛みしめる私。

 

 

歌割もなかなかのセンスでした。歌い出しの勝利は、全力で切ない顔してましたね…個人的には勝利は表現力に乏しいかなと思っている部分があるんですが、歌声は綺麗で切なくて、そしてあの表情。そこには美しさしかない。やはり我らが0番の顔面は国宝です。次ぐ「この瞬間 きっと二人」のわずかなパートだけども聡ちゃんの歌声がたしかに聞こえて涙腺ゆるゆるババアはもう限界。「同じ光を見てる信じて」と立て続けにマリ。知らない間に成長している聡マリについに決壊。滝涙です。私の中ではずっと赤ちゃんと子ゴリラ(ごめん聡ちゃん)のままだったのにもうすっかり男の子や…。


続く健人のパートは安定。しかしいつもより顔が怖い。すでに次の映画のモードに入っちゃってるのかな…と。黒崎くんの時期の健人は私の中では明らかにいつもの中島健人ではなかったように思っていて(笑)、次回の「未成年だけどコドモじゃない」の役もあまり愛想のいい役ではないようなのですでに役作りが始まっているのではないかという私の勝手な見解です。知念くんとの共演楽しみだなあ。


いかん話が逸れた。続く「熱い衝動がこみ上げて」は菊池風磨(以下ふうまちん)(リアルにわざとそう呼んでいます)。この高音部分絶対ふうまちんだろって思ってたからキタ!!!ってなりました個人的に。あと鼻?口の上?当たりに手を当てて首を後ろにグイッとするのが最近お好きなんですかふうまちん。あとこのテレポにおいては手を腰に当てるのも冒頭からよくやってましたけどそれも流行りですか。…決してdisではないんです、責めないで、菊池担のみなさま石投げないで。


からのふまけんパートですよね!最高かよ!なんだよ背中合わせって!鳥肌立ったよ!はい、お察しの通りなんの面白みもなくふまけん主義です。ビジネスでもいい、むしろビジネスならそれはそれでなお好き。だって正反対のキャラを演じながら、その自分たちがシンメトリーに立ち、時には隣に並び、絡みを見せることが、ファンの心をがっしりつかんでいることを知っていてそうしているなんて、萌えでしかないでしょう!「求められていることを理解しながらそれをこなす」というアイドル魂・プロ根性に私は興奮します!そして「離れそうな距離も」でお互い全く別の方向に腕を伸ばしている。あれがお決まりか偶然かどちらかは知りませんが、これぞ「ふまけん」というべきでしょう。あれが正反対の方向(お互いの目の前の方向)や、2人ともが頭上やカメラに向かって伸ばしていたのなら面白くない。全く関係のない別の方向に伸びている、これがふまけんたる所以なのではないかと思いました。


そしてサビでのユニゾンダンス、たまりませんね。そもそもテレポのフリは当時少クラをスローモーション再生しながら覚えたほどで、そのくらいのレベルで気に入ってるんですが、まさかこのフリを5人並んだ姿で見れる日がくるなんて…夢か、これは夢なのか。いかんせんカメラワークの悪さによって全体像を見ることはできませんでしたが、もうこの際5人でこの曲を踊っているという事実だけで幸せなことだという極論にたどりつきました。「愛はエスカレーション」の順番にエルボーしていくフリが好きなんですけど、ちゃんと順番になってた。てか「愛はエスカレーション」ってなんだよ。最高か。

 

 

この曲の最高なところって、やっぱり歌詞ですよね。どう考えても中島健人の脳みそをそのまま歌にしたみたいな世界観、なのに本人作詞ではないというこの事実。この作詞家先生は中島健人を知りすぎているし、世が求めている「中島健人」をわかりすぎている。正直初めて聞いた時、シビれました。私たちの知る「中島健人」なら、「もし君が泣いてるなら」「遥かな距離も飛び越えて行」き、「今すぐ抱きしめたい」でしょうし、「もし君が辛い時は」「離れそうな心取り戻すため」に「今すぐ会いに行く」でしょう。また2番のサビの「願うのは僕の方」という歌詞も好きです。あまりに抽象的で、前後に主語も具体的な願い事もないパートですが、君にばかり寂しい思いさせないよ、僕も君に早く会えるように願ってるんだよむしろ僕の方が願ってるんだよ、と言わんばかりのフレーズ。真意はわかりませんが、私はこのフレーズが「中島健人」らしくていいなと思います。

 

 

5人のテレポに戻ります。英語の部分はやはりマリが担当しましたね。個人的には中島健人によるクセが強い英語パートが好きです(笑)そして「Let’s make love till the mornin’ light.」という絶妙なエロを含んだ歌詞。英語だとどうしてこうも聞こえが良くなるのか…おそらく中島健人はわざと「な~に想像してんだヨッ(キラン)」っていうと思いますが、それも彼の狙いなんでしょう。そして「I missing you~」をさすがの高音ふうまちんにお任せしたかと思えば、「you…you…」と囁くアレ。からの脱ぎそうで脱がないジャケットプレイ。ああ、これぞ中島健人ワールド。

 

 

このあとの大サビに入る音が好きで、「君へテレポーテーション」の「テレポ」の後あたりに入るバン!バン!バンバーン!みたいな、盛り上がらせる音が好きなんですけど伝わりますか?いや伝われ!ここはイントロに次ぐ私の好きなポイントですね。1番はイントロです。これは揺るぎませんよ。健人の声に入るまでのダダダーンという音、これが好き(さっきから音の表現が下手すぎる)。これ聞くだけで興奮してフゥーーー!ってなります。

 

そしてもうひとつの好きなポイント。最後の最後「会えない夜 ただ願いは 君のそばへ」の「願いは」の「は」です。Yes細かい。


私は中島健人のファルセットに切り替わる瞬間が好きで、この「願いは」と、ディアハイヒールの「バイバイは」が同じ理由で好きなんです。これ伝わるのかな…文字で表すのが大変難しいんですが、細かく言うと「ぅわァ」みたいに聞こえるんですよ。あぁ、これじゃ全然伝えた気にならない…難しい…。


同じような理由で、2番の歌い出し「腕に残る」の「う」も好きなんですが、なんというか、前にある余韻?いや矛盾してるんですよね、余韻って後に残るものだから…でもこの言葉が一番しっくりくるんです…!「ゥうでに」みたいな。いややっぱり文字じゃこの良さは伝えきれない。人に説明する時は「平井堅みたいな歌い方」って言うと大体納得してくれるんですが、とにかく聞いてもらうのが一番なので一度意識して聞いてみてください。

 

 

 

 

そんなこんなで脱線しまくりましたが、5人のTereportation、最高でした。
そしてここまで熱く語っといてなんですが、やはりこの曲は中島健人しか完璧に歌いこなせない曲だなと改めて感じることにもなりました。「愛はエスカレーション」なんて歌っていいのは中島健人だけだろうと。

「忍びの国」を見てきました。※ネタバレ有

前回のエントリーの最後に書いたTeleportation5人verについての熱い思いを書き連ねようと思っていたのですが、それよりも先に同じ日に見た「忍びの国」についての感想を残したと思います。
理由は単純、早くしないと内容を忘れるからです!(笑)
ちなみに、がっつりネタバレを含みますのでご注意ください。そして主に知念担の主観だということを念頭に置いてください(笑)

 

知念担はみな、待ちに待った作品だったのではないかと思います。私ももちろんその一人です。
だって、自他共に認める強火大野担である知念くんが、大野さんと共演するんですよ!しかも映画!自担が自担と共演するんです!正直赤飯モノですよね!!!!!私も心の赤飯を炊きました(?)!!!!!

知念くん自身もVS嵐で言ってましたが、これ(共演)を目指してやってきた知念くんの夢が叶ったんですから、私も自分のことのように嬉しかったです。
同じ作品に出ること自体も嬉しかったですが、舞台挨拶や番宣活動を一緒にする機会も必然的にでき、知念くんが大野さんと仕事をする回数が増えるという事実が嬉しかったですね。



思いのほか冒頭の部分から知念くんは登場しました。
いやー、見慣れてはいましたが、やっぱり知念くんはちょんまげが似合うなあ…。背丈はなくとも肩幅があるので和服姿もなかなか様になっていて私は好きです。
最初の場面で私が驚いたのは、知念くんの表情の変え方です。
北畠とのやりとりでは、ニヤッと悪い感じで笑う「しめしめ顔」から、瞬時に驚きと怒りの滲む顔に変わる瞬間。北畠が斬られた後、娘であり政略結婚の相手である凛に刃を向けられると、先ほどまでの威勢が嘘のように子犬みたいな顔で怯えるんだから、やはり信雄はまだ子供であると感じさせられます。
この数分間のやりとりの中で大きな感情の起伏を演じ分け、監督から言われていたという「器の小さい男」を見事に表現していたのではないかと思います。

しかし私がこの場面で一番記憶に残ったのは、北畠が斬られた直後の信雄の表情です。
一応は元の主である北畠を斬ってしまった大膳は、倒れこんできた北畠を腕に抱き、その行動を悔み慟哭します。
その光景を見る信雄の顔は、本当に冷めた表情でした。まさに無表情。なんの感情も見えない、氷のように冷めた表情。
あの瞬間の信雄の心境を、私は想像できませんでした。そのためあの表情を知念くんがどのように考えて作ったのかよくわかりません。
しかしあの場面で見た冷酷とも言えるあの信雄の表情は、映画全編を通しても(信雄の表情として)一番印象的でした。知念くんもあんな顔できるんだ、あんな演技できるんだ、って感動しました。


知念くん云々だけではなく作品自体ももちろんおもしろかったのですが、しかしまさかこの作品で泣かされるとは自分でも思っていませんでした。
もしすでに見られた方が読んでおられたら、どこで泣いたんだよと思うかあるいは終盤のお国と無門のシーンでの大野さんの熱演かなと思うかもしれませんが、違います。
私は、知念くんが泣いているのを見て、泣きました。ストーリーの中での知念くん演じる織田信雄に感情移入したというよりは、知念くんが一生懸命泣きの演技で感情を爆発させているという状況に泣いていたような気がします。

このシーンで信雄は、伊勢谷友介さん演じる日置大膳に胸ぐらをつかまれ詰め寄られます。いつも強情で自分勝手な子供らしい信雄に、大膳は怒りを爆発させ、「ここにいる者たちはお前ではなくお前の父上(織田信長)に就いているのだ」と怒鳴り散らします。
次の瞬間、信雄の顔が急に歪み、瞳には涙が溜まり、まるで今にも泣き出してしまいそうな幼児のような表情になります。その泣きだす瞬間の顔は本当に幼くて、まさに赤ちゃんが泣きだしそうな「ふぇっ…」と声が聞こえてきそうな、今にも崩れてしまいそうな気持ちを表現した顔。
私はこの瞬間に、まさに劇中の信雄のような表情になり、そこから信雄と同じように涙がボロボロと溢れました。

そこから信雄は、織田信長という「越えられない父」を持った辛さを爆発させ泣き叫びます。
その泣き方、叫び方、表情。
そのすべてが、私が今までに見たことない知念くんの姿でした。もはや知念くんの泣き顔自体が私の中では相当レア。というか世間的にもレアではないでしょうか。
普段から感情を表に出しすぎない(もはや何を考えているのか私にはわからないレベル)の知念くんが「越えられない父を持ったことはあるか!」と、自分よりいくつも年上で経験豊富な家臣たちの前で泣きながら大声を出している。若さ故に馬鹿にされながらも軍の先頭に立ち、父が「不可(べからず)」とした伊賀への侵略を進めるか否かの選択を迫られ、家臣たちが自分のことを主として心から認めていないことを感じながらその家臣たちを動かさねばならない立場にいる、その苦悩。
それらの信雄の苦悩が、すべて解き放たれた瞬間を、知念くんは全力で演じていました。
知念くんがあんな演技ができることを初めて知って、またそんな演技の機会を与えてくれたこの監督と作品をありがたく思いました。泣くことを我慢している、でも我慢できないというあの苦しそうな表情。涙を飲み込むような「ウッ」という苦しそうな声。溢れる涙を気にせず感情のままに叫ぶ声。その全部に、私は胸打たれました。
もちろん私が知念くんが好きということで多少贔屓目に見ている部分はありますが、それを抜きにしてもあの場面での知念くんの切ない演技はとても良かったと思います。

信雄の告白を聞いて団結した家臣たちと伊賀に攻め入るのですが、そこからの知念くん、もとい織田信雄は本当に力強い表情をしていました。
さすがにあの童顔と頭の小ささですから、立派な兜をかぶると、端午の節句感は正直否めなかった(笑)
でも前の場面で涙腺が刺激されている私は、知念くんが馬を乗りこなしているだけでなぜか泣けてきて、この場面に関してはさすがに何に泣いてるんだろう自分はと我に返りました。

信雄が先頭に立つ隊が窮地に追い込まれると、家臣の一人に先に逃げろと言われ、別の道に一人馬を走らせます。
あのシーンはどうやら知念くん本人が馬に乗っていたらしく、背中しか映っていないがものすごい表情をしていたのだと、どこかのインタビューで答えていました。
一人草原へと出てきた信雄は、もう先ほどまでの子供ではありません。「逃げてたまるか」と馬をUターンさせます。
このシーンも結構涙腺を刺激されました。ここでは、知念くんというよりは純粋に信雄の心の成長に感動しました。

その後再び無門の襲撃で落馬しつつも、間一髪のところで大膳に救われます。
ここからの無門と大膳の勝負がとても緊迫していて、まさに息を飲む戦いでした。
無門の短刀が大膳の両掌を貫いていて、見ているこっちが痛くなるような場面。それでも主である信雄を守るために懸命に戦う大膳は、もう冒頭のように信雄のことを軽視してなどいない。この主のために命を張るのだという心が見えた瞬間でした。
そして、両手の使えなくなった大膳にとどめを刺そうと無門が飛びかかった瞬間、「伏せろ大膳!」と背後から聞こえる主・信雄の声。大膳が身を屈めると、背後には大膳の武器である大きな弓を構えた信雄。信雄の放った矢は大膳の兜に生えた角の間を抜け、見事無門に命中し吹き飛ばすことに成功します(正しくは命中していませんが)。
あの時信雄の声に振り返らず瞬時に身を屈めた大膳の様子は、冒頭から信雄に従わない姿勢を見せていた姿とは正反対のものでした。仕掛けられた罠に気付き、信雄の本心の吐露に心を動かされ、大膳がようやく信雄を君主として信じ始めているような気がして、なんだかジーンときてしまった場面でした。
そんな感動的な場面ですら知念くん可愛いフィルターが常備の私。
大膳の武器であるバカでかい弓を構える知念くんの可愛さったら、もう…!!!
伊勢谷さんが馬に乗りながら巨大な弓を器用に駆使する姿はそれはそれは様になっていて、本当に将軍そのもの(作中では多分将軍ではありませんが)。しかし弓は知念くんの1.5倍ほどはあったように記憶しており、(もはや私の目には端午の節句に写真館で撮るような姿として映っている)推定160センチの知念くんがそれを持つと、ただの可愛いの2乗。愛でるしかない。
もちろん矢を放つ瞬間の知念くんの表情はちゃんと凛々しい男の顔なんだけど、やはり知念侑李という男は空前絶後の可愛いに愛された男ですよね、どうしても可愛い。
あくまで私のフィルターが偏ったものであるせいはおおいにありますが。

ほとんど書いていませんが、ご存じのとおりあくまでこの映画の主演は、知念くんの敬愛する大野智です。
最強の忍び・無門としての大野さんの身のこなしは本当に素晴らしいし、インタビューではたびたび「そのままでいいと言われた」と大野さん自身が言っていたのがすごく納得いきました。だって大野さんなんですもん、ほとんど。やる気のなさが顔や態度に出るところとか(大野担に殺されそう…)、戦う時に表情が変わるところとか。本当の性格云々はわからないとはいえ、大野さんが特別作りこんでやっているわけじゃないんだなあと、見ていて感じました。
しかしやはり大野さんもプロです。先述した大膳とのシーンで何人もの武士たちをひょうきんな動きと表情で切り抜けたり、VSで「撮影に3日間を要した」と言っていた最後の平兵衛との一騎打ちシーンの緊迫した表情だったりは、いつもステージ上で見せてくれるかっこいい大野さんでした。
その緩急の差が大野さんの魅力ですよね。知念くんもそういうところが好きなんだと思います。ぜひ見習ってほしいと思います。



つまるところ知念くんはバーターでしかないのですが、知念担にとっては(みんなではないにせよ少なくとも私という比較的過保護な知念担にとっては)知念くんかわいいかわいい~~~な映画になっております。
悲しいかな知念くんが好きな人も大野さんが好きな人も近くにおらず、この映画見たよっていう友達が少なすぎる故に、誰ともこの感動を語り合えないのがはがゆいです…。



今日は待ちに待った未満都市LOVELOVE愛してるの日ですね!!!早く仕事終われ!!!