not enough

欲しがって ケモノになって

恋がしたい女のジャニーズWESTと恋愛ソング。

にしようと思ったら全部back numberの曲になってしまった話。

 

ほんとは色々ラブソングを並べてこの人にはこの曲っぽい恋をしてほしいっていうのを書こうと思ったんだけど、ここ数年日本の曲ほとんど聞いてない(しかもそれ以前はほぼジャニーズのみ)から半分以上がback numberになってしまったので、もう全員back numberの曲で考えちゃおう!となりました。今時の流行りの曲がわかりません。カナニシノはもう遅いですか?日本人でジャニーズ以外に聞くのはRADWIMPSをback numberくらいです。

 


じゅんた

・浮ついた気持ち

いやほんとにごめんなさい。全中間担に謝ります。ごめんなさい。この曲でじゅんた連想してごめんなさい。でもやっぱこういうの似合っちゃうじゃん…!

浮ついた僕の上で誰かが腰を振ってて
ゆらゆらただぼんやりその風景を眺めてたあの時
君への想いはきっと汚れてしまったんだろう
許してもらえないと分かってる

このキスが終わったら話そう

ハイ最低。これはまちゃんとも迷った!けどこの次の2番に入る歌詞がじゅんたっぽくて、

そうだ僕も同じ事されたっけ 君じゃなくて前の彼女に
体中の何かが逆流して目の前が真っ白になったんだ

ここで体中の何かが逆流して「泣きながら謝る彼女を僕は許せずに」いたんですよ。それがなんかじゅんたっぽくて、浮気は許さないとオタクにも言うような彼なので自分の女ともなると当たり前に許せないんだろうなと思うね。ただ気付いたら自分も同じことしてて、「もう人の事言えないねって 誰かの声がする」んですね。キスが終わってから話そうと思ってるところもいいよね、目が死んでそう。

 


あきと

・幸せ

これもごめんなさい。全国のてるし担に謝ります。どうも切なくさせたがり芸人です。この曲を初めて聞いた時号泣したのがきっかけでback numberを好きになったんですけど、知らない人はぜひ聞いてください。依与吏さんってほんとどんな恋愛してきたんだろうと思う。フィクションならそれはそれで想像力が本当にすごい。

会いたくて でもほら横にいても
また辛くなってる その人より私の方が先に
好きになったのになぁ

っっっ…!!!(声にならない感情の爆発)こんなセリフを横に携えた困り顔八の字眉毛で笑うあっくんが安易に思いつくね。これ女性目線の詞だけどぜひあきと主観で考えたい。この主人公全然報われなくて辛すぎるし相手の背中押しちゃうってところがてるしっぽい。「最初からあなたの幸せしか願っていない」「こんな気持ちになれた事を大切にしたい 本当だよ」このへんが私的にあきとっぽい。実際こんなこと言えるできた人間じゃないとしてもドラマででもいいからこういうこと言うような役やってほしい…当て馬男子最and高!!!

 

・いいんですか?/RADWIMPS(「鳥の唐揚げ」だけで選んでないよ!!!)

あなたといる意味を探したら 明日を生きる答えになったよ
明日を生きる意味を探したら あなたといる答えになったよ

最後のあいさつとか聞いてたらこういうこと言い出しそうじゃない?っていうイメージ。

 


はまだ

・Fall man

また謝らなきゃ…って多分このシリーズ毎回各担当に土下座しなきゃいけない気がしてきた。これも最低な男(を相手にした女の子目線)の曲なんだよ~みんな妄想するとはまちゃん悪い男にしがちだよね!性癖!!!

電話に出ないそれだけで 全部終わらせるつもりでしょう
あなたがそれでよくたって 私が今も望むのは
車の鍵と家の鍵 あなたに返す合鍵も
それだけ持って会いに行く 答えを聞きに

合鍵も車の鍵も渡しておいて、「電話に出ないそれだけで」関係終わらそうとしてるはまだ最低すぎない?!多分この女の子が家に着いて詰め寄っても涼しい顔で「まだなんか用なん?」とか言いながらタバコ吸ってそう。はよ帰れ感丸だしの顔して。…っていうはまだがみんな好きよね。

 

・Different/WINNER

K-POPです。メロディーは優しいのに歌詞がえげつなく最低な男です。悪い自覚のある一番タチの悪い男の歌です。多分fall manの中の男側の気持ち、こんな感じ。知らんけど。

 


しげ

・世田谷ラブストーリー

今度は君を追いかけて もう今日はここにいなよって

ちゃんと言うからまた 遊びに来てよ
もう終電に間に合うように 送るようなヘマはしない
もうしないからさ

大っっっ好きなんだよこの曲。このサビが切なすぎて。でもなんかいじらしくて主人公頑張れ!って思っちゃう。しげってこういうことしそうじゃん、泊まっていきなよって言えなくて終電の時間に駅に送り届けちゃうとか。それで一人になってから「ついさっきまでこの街に 君がいたのか あぁ 君がいたのか」って一人で考えて、今日もやってもうたって自己嫌悪しつつもちょっとニヤニヤしてる重岡純朴少年大毅。

 

・썸(some)/소유×정기고

ハイK-POPです。「썸(some)」というのは友達以上恋人未満みたいな関係のことらしい。そういうの似合うよねしげって。「僕の君のようで僕のものじゃない君」っていじらしい~!

 


りゅうせい

・003

これも謝る。もう全部謝る。でもどうしても藤井流星=夜の男だからさぁ!全部流星さんが悪いんです!彼があまりにチャラくさい見ためしてるから!(褒めてる!)顔面が100点満点だから!ずるい!好き!

月の光も届かぬ部屋で
君は心を隠したまま 僕の首に腕をまわす
夜と同じ色のドレスは
さっき簡単に脱ぎ捨てたのに

これが歌い出しなんだけど「夜と同じ色のドレス」っていう表現がすごく好きだしそんな色を着た女性と事を為す流星って絵になりすぎる。しかも「月の光も届かぬ部屋」っていう、世界から見放されたみたいな暗い部屋で流星のキラキラビー玉eyeが光るの…超イイ。この後もそういう意味で意味深な歌詞なんだけど、この主人公は女が何かを隠してることに気付いてるんだよね。で、ずっと「君の胸」を打ち抜けないでいる。最後のサビで「情けなく澄み切った感情」が飛び出したのに結局「君の胸」がいつまでたっても打ち抜けない主人公。そんな流星に切なくて苦しそうな顔してほしいだけ。(性癖)まあ常に百戦錬磨って顔してる流星に打ち打ち抜けない女とかいねえよな、実際。わかる。

 

・もう/阿部真央

見切りをつけた日を 今でも覚えてる
初めてあたしが背を向けて 初めて貴方は泣いた

この歌詞につきる。泣かない流星を何かと泣かせたがり。

 


かみちゃん

・sympathy

今日は月が奇麗だよ

そんな理由じゃ電話はできないよな
理由の問題じゃないか

こんなこと考えて彼女に仲直りの電話ができない神ちゃんかわいい!!!普段はズバズバ言うくせにこういうとこでひよるんだから!可愛いやつ!でもこの曲のカップルは仲が悪いとかじゃなくてむしろ「いつもきっと二人は同じように願ってる」って言えるようなちゃんと分かり合ってる感じの理想的なカップルなんだよなぁ。神ちゃんとこういうカップルになりたかった人生でした。(完)

このわだかまりも消えないのならそれでいいから
分かりあえなくても 許しあえればいい
なんて思ってるんだよ

この歌詞とか優しくて彼女のこと大好きな神ちゃんって感じ。神ちゃんに幸あれ~~~。なんとなく彼にはまともな恋愛してそうなイメージがある。彼女とは長そう。知らんけど。

 


こたき

・恋

突然の正統派。推しに弱くてどうもすいやせん。反省はしません。全編通して純粋に可愛い恋心を歌ってるこの曲ね、めっちゃ可愛いんだけどしょっぱなから「校舎」って学生であること限定してくるからつらいよ!!!

ぼんやりと君を眺めていたんだ
校舎の窓から
やっぱりかわいいなって
友達と笑い合う君の姿に
見とれる事ももう
できなくなっちゃうな

見える、私には見える。退屈な補講中ちょっと窓の外を見たら好きな女の子が友達と下校中なのが見えて頬杖つきながら「あ~やっぱり可愛い」って心の中で呟いてる学ラン小瀧くんが!!!(ここまで一息)こちらも百戦錬磨感200%の顔面をお持ちなのに「あの子の事だけは 神様仏様なんとかなりませんか」とか願っちゃうんだから可愛いと形容するしかないでしょう!ね!好きな子の頭撫でる妄想してるDK小瀧!!!よだれが出るよ!!!!!!!

 

・貴方の恋人になりたいのです/阿部真央
王道~~~~~~!!!!!なんの面白みもないけどこんな片思いを小瀧くん(18)にしたかった。バイトは何ですか。彼女はいますか。どんな人が好き。髪の長さは。決して派手な恋じゃなくていいから~~~~~!!!!!(壊れた)

 

 

毎度のことながらリア恋枠への贔屓が顕著ですね、自覚はあります。でも仕方なくない???リアコだもん???個人的にははまちゃんのdifferent(back numberじゃないけど)としげの世田谷ラブストーリーが私の中でのイメージにどんぴです。はあ、恋してえなあ(遠い目)。

 

 

ダンスレッスンを受けたいジャニーズ4選

 


これといって特技がない私ですが、唯一ダンスだけは小学校から大学まで続けていました。私は主にガールズヒップホップ*1しかできなくて、いわゆる安室ちゃんやビヨンセアギレラP!NKなどの曲を使うイメージです。(実際ビヨンセアギレラにはめちゃくちゃお世話になった)これまでのオタク人生で、ダンスをしているオタクに出会ったことがほとんどありません。唯一同じ時期にしていたのは相方のみ。しかも全然ジャンルが違う。同じものを好きな友達にこんなにもダンスしてる人がいないもんかと悲しくなる今日この頃。

だって、ジャニーズはもちろんK-POPなんて歌よりダンス重視の世界なのに!みんな興味ないの?!って。いや逆だな、ダンスが好きな人はあの寸分狂わないダンスを見て興味持たないの?!って思う。実際大学の時はサークル内にK-POP好きな人は何人かいたので少女時代のコピーはしてましたけど、ジャニヲタとして知り合った子にダンス厨がいないすぎて私は本当に悲しい!というより寂しい!このダンスのここがいいとか、そういうのは誰にでもあるのかもしれないけど、こんなふうに踊りたいよねとか言って共感してくれる人が欲しい!

というか私はジャニーズにダンスを習いたい!!!(極論)サンチェは嫌です。怖いから(ゆとり)。

 

というわけでダンスを習いたいジャニーズ4選です。ずっと習ってたと言っても素人なので独断と偏見だし好みに偏ってるし何より誰得でもない俺得なだけの妄想です。

 

大野智(嵐)

大野さんの、身軽で音もなく踊るところが好きなんです。嵐(というかジャニーズ)のダンス=大野さんみたいなところあるのに実は二宮さんのほうが上手い説*2もあるわけだけど、私の物差しでは大野さんが一番上手いと思うから習いたいというよりは大野さんの踊っているときの感覚をご教授願いたい。まあ「何も考えてないよ」とか言うんだろうけどな!!!何もしてないから「最初から踊れる天才だと思ってた(’◇’)」と相葉さんに言わせるほどしっかりフリ入れて練習に臨むらしいし。まあフリ覚えが遅いと自称する相葉さん*3にしたらそんなもん羨ましいよな。わかる。ただメイキングを見たりメンバーの発言を聞く限りでは、私は大野さんみたいになんとなく(擬音)でフリを伝える人とは合わない可能性が高い。「ドーン、で、パーン、タタンッ、シュッ」みたいな。わかるか!!!!!私が全然フリ作れない芸人だからフリ作るところも見たいなあ。だからフリ考えてきてくれるよりもその場で考えながらつけてほしい。考えてるところというか、生み出される瞬間が見たい。今一番教えて欲しいのはBad boyのサビのステップです。


宮近海斗(Travis Japan

トラジャの表記これで合ってる???(不安)いや~宮近先生は言わずもがなでしょ。中島健人のCANDYにあらちかシンメでついてるとき、2人とも上手いんだけど、あ~あらんちゃんより宮近先生のダンスが好きだって思った。カイくんよりセフンの踊り方が好きって言って伝わればいいのに…!*4でも宮近先生はもっとれいちゃん寄りなの…!イェスドストライク!!!多分だけどK-POPのフリがすごく合うと思うんだよね~。それこそMonsterとか踊ってほしいし、個人的嗜好でThunderやってほしい。*5イメージだけど、軸!って感じのダンスをするのが見ていて気持ちいい。三浦大知とコラボしてほしいジュニア1位です。シッキン*6にいても違和感ないと思うのよ。とはいえトラジャのパフォーマンスを生で見たことがないのでどこかしらで見たいと思っている次第です。教え方も丁寧そうだなぁっていう勝手な想像。いや全く知らんけど。イメージ、イメージ。トラジャ担のみなさま、彼のキャラ位置教えてください。


神山智洋ジャニーズWEST

同年代のデビュー組で一番見習いたいダンスかも。神ちゃんみたいに踊りたいってめっちゃ思う。あんなにアクロできなくていいけど。何が良いって表現するのめっちゃむずいんだけど、7人ともそこまで下手じゃないのにその中で際立って上手く見えるんだよなぁ。(あ、でもはまちゃんの感じも好き。パリマニのbounce〜って3回するところのはまちゃんめっ好き。)神ちゃんがすごいって思ったのは、まあ厳密にいえば常に思ってるけども、2010のin大阪で舞闘冠のNow and Foreverにるたと流星と参加したとき、一番最後のターンのキレが群を抜いてスゴかったこと。今でもこの衝撃を忘れられません。


林真鳥Funky8

ダンスが好きなのはもちろんだけどなんせ教えるのが上手そう。ここはこう!っていうのをハッキリわかりやすく言ってくれそう。ただ踊り込みがスパルタなイメージある。知らんけど。誰かがミスったら止めてはじめからとか、10回無休で通しとか平気でやりそう。後半みんながへばってくると「もうちょういやで!ほら!ラス3!」ってめっちゃ笑顔で背中叩いて回るんだ。まとくんが一番きついのにずーっと笑顔なんだ。終わったら、お疲れ!ありがとう!よかったで!って言いながらハイタッチして回るんだろうな~~~素晴らしいな~~~!!!(全部妄想)


・踊りが好きなんだけど習いたくない人
寺西拓人(教えるの下手そう)(ごめんてらぴ)
松倉海斗(絶対生意気だもん)(好きなんだけどね)
大橋和也(習いたい<<<<<眺めていたい
知念侑李(それどころではない)

 

 

ごっちにも習いたいんだけど彼できない人には冷たそうだし(北山くんのエピソードを読んだ)私は優しく教えられたいんです!すぐ質問しちゃうからここはね~って説明してくれる人が良い。私本当にJ並みに細かく聞くんだよね…あゆはぴのメイキングでTWO TO TANGOのフリ入れのときJが大野さんにめちゃくちゃ細かく聞くのを見て「ワイや」って思ったもん…だって手を伸ばすのか曲げるのか、握るのか開くのか、目線は前なのか指先なのか、気になるんだよ!ね!MJ!大事だよね!


という、まったくもって自己満足の記事でした。共感を得られる気は全くありません。しかし満足した!!!!!

 

 

*1:カタカナにするとクソダサいな

*2:ニノが上手いのはポップであって私は全くできないジャンル

*3:と言いつつこの間のしやがれで瞬時にperfumeコピーしきったのはさすがすぎた

*4:EXOの話です

*5:全部EXOの話です

*6:三浦大知の後ろで踊る4人組「s**t kingz」RWMとか、V6のSky's the limit、すぱのばのフリつけてくれてたりするすごい人たち

Endless SHOCKを見てきた話(ほぼ松倉の話)。

 

※恐ろしい誤字を乱発していたのであげなおしです。自分でも訳がわからない…本当に申し訳ない…(どことはあえて言わない)

 

 

10月13日夜公演を観劇して参りました!3年ぶり、2回目。

ちょうど当日にステフォ第3段が発売開始で、オリジナルフォトだけにしようと思ってたのに気付いたらステフォも3枚買ってた…(買わなかった1枚はあんまり好みの顔ではなかったので我慢)。オリジナルフォトの松倉の髪、もっっっさりできのこちゃんで激カワちゃんなんだもん…今週はもう間食買いません。というか買えません。

なんせ3年ぶり、なんせ2回目。内容なんぞほとんど覚えておりませんでした。小劇場で楽しくやってる→大きいところでできるよ!→揉める→階段落ち→夜の海っていう大まかな流れは覚えてたんだけど(大まか過ぎる)、正直、あれだけインパクト大でJWでもやったはずの「絶望して死ねえええ!」とか、2幕大体お化けっていう設定とか、もろもろ忘れてた。し、多分3年前見たときってそんなに考えないで見てたのかもしれない。今年は観にいけるってなったときから松倉海斗を集中してみるんだ!って決めてたからずーっとそうしてたんだけど、誰か1人でも注目してるとさすがに記憶には残るもんだな。SHOCKって伝説的な舞台だし、わりかしマトモだと思ってたけど、よく考えたら結構トンチキだよね…お化け設定とか。そこがさすがジャニーさんの舞台というか。別にそこにリアリティはいらないんだよなぁ、舞台の世界だもん。深く考えちゃいけませんね。

 

以下、ほとんど松倉海斗を見ていたオタクの備忘録的なまとめです。

 

 

登場の時、さっそく海ちゃんだなあと思ったところ。両手を上に伸ばしたポーズで徐々にせり上がってくるんだけど、顔が見えた瞬間からもう彼は指の先を見てる。海ちゃんしか見てないからどっちが正解かは知らない。もし「目線は前」というのが正解ならよくはないんだけど、手の先をじっと見つめる海ちゃんがひたすらに海ちゃんで(意味不明)。一番最初のシーンだけどかなり鮮明に頭に残ってる。

曲が始まって一番ビックリしたのは、海ちゃんが歌詞を口ずさんでいないこと。いやそんなことかよ!当たり前だろ!初心者め!みたいな石投げないで。海ちゃん自体は3年目のSHOCKだけど、私にとっては初めてのSHOCKの海ちゃんで、何度か他の舞台で海ちゃんのことを見てきたけど彼はどこでも歌いながら踊る子だった。私の中ではそのイメージだし、そこが好きだったから。だから純粋に驚いた。他の人も口パクしないで踊っていたのかはわからないので、そう演出の指導をされているのか、海ちゃんが自己判断でそうしているのかはわからない。だけどなんとなく、“バック”という立場からは区別してこの舞台に出演しているのだなあと思った。すごく勝手な解釈だけど。OPでまずビックリして、ああそういう風にやるのねと理解したものの、やっぱりなんか不思議な感じが拭えなかったなあ。その代わり全員で歌うところはいつもみたいに大きく口を開けて楽しそうに歌っていて、海ちゃんだな~って。


千秋楽お疲れー!のシーン。
曲の前、みんなでワーワーってしてる時、上手の木箱?にてらが飛び乗ったかと思ったら正座して急にお茶点てだしてめっちゃ笑った。あれは毎回やってるのか、それとも日替わりで小ネタを挟んで遊んでいるのか…どちらにせよお茶を点てるてらとその前に立って深々とお辞儀をする海ちゃんが可愛かった。極め付けに、曲が始まってイェーイ!ってなるのと同時にみんな動き出すんだけど、てらがちゃんと持っている(設定の)茶碗をポーーイ!ってするんだよね(笑)しかもめっちゃ笑顔なの。芸が細かい…。いろんな人に絡みながら下手に移動して、てらの肩に手を置いて貨物列車的なこと*1を2人でしてる。てらが手をグルグルしはじめると海ちゃんもそれをまねしてグルグル。…この時間2人の世界多いな?てか公演を通しててらとえらく仲良さげだった海ちゃん。立ち位置がシンメじゃないときは常に近かったもんね。脚立に座るウチの傍らに寄る松松(と海ちゃんの足元にてら)…ずーっと頭ぽんぽんされてた。クシャ~ってなる海ちゃんただの子犬。真ん中に寄った後コウイチが座っていた回る椅子に座ってクルクル回る海ちゃん。隣にバレリーナがいたからずっとクルクルしてたのかな?ニッコニコで楽しそうだった。


ブロードウェイのシーン。
オレンジパーカー死ぬほど可愛い。あんだけ手が長い海ちゃんが萌え袖になっちゃうパーカーとは一体…でもそのサイズ感を見付けだして海ちゃんに着せてくれた衣装さんに金一封。ここはずっと(コウイチとウチの空気がきまずくなるまでの間)全力松倉海斗だった。だって本当に、ただ可愛い松倉海斗がワーイワーイってしてたから…可愛いものを目の前にするとやはりなくなる語彙力。ドラマーが出てきてみんながそこに集まって踊りだしちゃう場面で、なにやら意味不明な動きをするカイト。なんていえばいいのか、こう、肩を上げ下げ?胸を開いたり閉じたり?…文字にできない感じの動きなんだよなあ。それを黙々としてるカイトを隣でリカが真似する。もはや美少女と美少女の戯れ。あまりにもずっとやってるから(ドラマーの方全然見ないで)、途中でリカがふきだしちゃって、もう~って背中叩かれてた。

エストサイドストーリー的なダンスになったとき海ちゃんは上手で、ほんとに、めっちゃ0ズレピッタシの瞬間が何度かあって、卒倒しそうだった。海ちゃん、視線をすごい巡らせてて。上から下までくまなく目玉がキョロキョロしてて、えらいなあと思いました。こういうとこって知念くんやじょうくんにも通ずるから、つくづくこういう子が好きなんだと思う私は。そんなふうに上にも下にも視線を遣る人だから、ドンピシャでがっつり視線がロックオンされた瞬間がわかって、震えた。まあ勘違いと言えばそれまでなんだけど、あれだけ視線巡らせてればそりゃこっち向いてる双眼鏡(結構ガチなやつ)があったら見ちゃうよなとも思う。以前北川景子が宝塚の話で「オペラグラス越しに目があったと勘違いする瞬間が多々ある」と話した時、宝塚の方が「その時は本当に見ている。オペラグラスなどのレンズは光って見えるから見てしまう」というようなことを言っていた。その話を聞いてから双眼鏡越しに目が合う現象を「こっちを見ている」と都合よく勘違いするようにしているんだけども。たとえ私の横や後ろを見ていても、流れ弾的にその視線を受けた私が幸せなんだしいいやって。だから今回も私と(双眼鏡越しに)目が合ったまま踊ってくれた海ちゃんを見て幸せな気分になった。後から「夜の海」で見たこともない顔しながら踊る海ちゃんを見ることになるんだけど、それもいいんだけど!だけど!やっぱり楽しそうな顔で踊る姿の方が好き。

新聞を手にして目をキラキラさせるカイト。辰巳くんとこっしーにも見せて、てらと元ちゃんとも見て、なんかしゃべってる。英字新聞だと思うから、多分だけどずっと英語読んでたのかな?指でなぞりながらそれこそ黙々と読んでて、てらが立ち位置に行くと元ちゃんと2人で読みながら、わかる?みたいに元ちゃんの方見たりして、最終的に一人になってもずっとブツブツ口動かしながら文字を追ってた。こういうところも芸が細かいよね。ちゃんと見てる人がいるってこと考えてる。そう、私みたいに座長そっちのけで君一人に注目しているような客もいるわけだよ。だんだんと空気が険悪なことに気付き始める顔がまた良くって。ウチを追いかけようとするんだけどコウイチの目の前で思わず足を止めちゃって、不安そうな顔をする。そういう表情の演技ができる海ちゃんって新鮮だった。あー演技の仕事してるなーって。歌って踊るだけでも十分好きなのに、さらにこうやって魅力の幅が広がっていくから未成年のジュニアって怖い。あと1ヶ月でハタチだよね…信じたくない…。


ウチのソロ。
元気ハツラツ海ちゃんに次いで好きな松倉海斗が、こういう曲でかっこよく踊る松倉海斗です。いつも例に出すけど、前者がCANDYの海ちゃんで、後者がBlack Cinderellaの海ちゃんって感じ(某中島のH♡B参照)。内くんのソロはどっちかというと後者寄りの曲だし、全身黒衣装だし、(袖ないし、)かっこつけてる感じが可愛い。結局可愛い。ソロパート、もちろんはじめて聞いたけど思ったより声出てたなあ。もちろん文ちゃんとか辰巳くんたちには負けるんだけど。ほんのちょこっとだけどカイトにソロパートが与えられていることが嬉しかった。…っていうものすごく月並みの言葉しか出てこない。けどただ単純に嬉しかった。あとこの曲の最後だったか違う曲だったか忘れたけど、内くんが海ちゃんの髪を曲中にも関わらずわしゃわしゃ~っとして思いっきり肩を抱き、もはやあすなろ抱き状態で曲を終えるっていう場面を見た。この曲だったっけ…でもとりあえず可愛かった。…あとぱやぱやのわき毛がちょいちょいこんにちはしてた。海ちゃんにはいつまでもちゅるんちゅるんでいてほしいんだけどまあ無理な話なので真摯に受け止めます。


バックステージのシーン。
てらと座長の前に行ったらオーナーがくれたバラでこしょこしょされる。そのあと犬にするみたいに顎下もこしょこしょされてて子犬の海ちゃん再び。てかね、ここでオーナーがコウイチにバラを一本あげるんだけど、コウイチが「ば~らがさいたば~らがさいた…」って歌って「ばらはとっくの昔に枯れたの」って美波里さんが言うアドリブ?があって。これは毎回恒例なのか知らないけど、その元ネタが美波里さんの前の旦那のマイク槇の曲だってことを(松松寺含め)何人の若者が理解しただろう?!?!少なくとも私はわからなくて終わった後にお母さんに言われて理解した。みんなわかってるのかなあれ。コウイチとウチが喧嘩してるときはずっとお手手もじょもじょしてて可愛かった…カイトのああいう、戸惑いの表情がいい。ちゃんと葛藤してる顔してた。と思う。あの場面でセリフがあるって知らなかったんだけど、何か言い出そうとしてるのがちゃんと伝わった。「やっぱり…」の後の間って結構あったし、あれも研究したのかな?あの静寂ってめっちゃ緊張しそう。すごいなあ。


ジャポネスク。(ってセクションで合ってる?)
あれは山賊?って解釈でいいんだよね。大奥とかで見たことあるあれ。最高に目がイっちゃっててずーーーっと海ちゃん追いかけてた。こんな松倉海斗初めて①。(他の演者はほとんど見ていないからわからないけど)海ちゃんはずっとヘラヘラしてるタイプだったらしい。でも目の前の敵や真ん中にいるコウイチから全然目を離さないでじーっと見てる。コウイチに斬りかかるときも目はイってるし口元はニターってしてるし、何も感じないサイコパスというよりかは快楽殺人犯という感じ。楽しそうなんだもん。好戦的な姿勢と目で獲物をじっと見てる感じ。にやにやしたり奇声をあげたり、わざと顔近付けてみたり。ただそれがものすごくよかった。海ちゃんにもあんな引き出しができたんだなぁ…ってしみじみする場面じゃないどころかずっと殺陣で緊張感しかないのに、そんなこと考えた。あの階段が出てきて、いよいよコウイチが覚醒して、バッタバッタと斬り倒されて、最後の最後まで追いつめられる松松。階段で詰め寄られる前に上手の方に詰められるんだけど、その時にすっと怯えた表情になるのが良かった。その直前までヘラヘラ挑発してたくせに、切先を向けられてひぃひぃ言いながら後ずさりする感じ。階段で詰め寄られるのは正面向くから顔がよく見えて、目を見開いて慌てる姿がちゃんと滑稽に見えて、感心しちゃった。落ち方も綺麗でした。


絶望して死ねえ!のところ。(?)
やっぱり光一くんのこれが一番かっこいいよ…私が入ったJWはとっつーの日だったんだけど*2、たった1回しか見てないのにとっつーの「絶望して死ねえええ!(高音)」が頭から離れなくていまだにそのイメージだから…。その後ウチとシンクロしはじめて徐々におかしくなっちゃって、スッと現実に戻ったら傘を差し出す海ちゃんが…この日発売のステフォがこれでオオオって一人でなった。また複雑そうな顔をしてる。可愛い。


上演中にコウイチ登場のシーン。
こういう突然の状況変化にすぐ対応するジャニーズ舞台の設定すごいよね。普通に怖いでしょ、死んだと思ってた人が出てきてんだから!カイトはコウイチが出てきてからずーーーっと見上げてて、文ちゃんに上着をぺらっとされてもノールックでそれを直していらっしゃった…(あれ恒例のやりとりらしい?)。

終演後のマスコミがいっぱい来るやつ、てらとカメラに顔を近づけてジーッ。海ちゃん→てら→海ちゃんとみせかけててら、みたいなのやって遊んでた。カメラがどっかいってから海ちゃんは後ろのこっしー?か誰かにカメラにしたみたいにズイっと顔を寄せて何かしゃべってた、気がする。一人ずつ呼ばれるシーンでやっっっと声を出したと思ったら「会いだがっだよ~」みたいな、全部に濁点がついたみたいな訛りで話すてら…「いや…嬉しくてつい…」とか言ってたけどちょっとボケがシュールすぎるよ…!「ゲンタだよーーー!!」って両手を広げて元気モリモリげんちゃん(某塚ちゃんかと思った)。よっ!末っ子!!!「コウちゃんおかえり!」ってシンプルに可愛い…でそのあとコウイチが「お前だけまともでよかったよ~!でもカイトとゲンタの年足しても俺の年いかないくらいだろ?…やんなっちゃう」って言うのがめっちゃ可愛かった。「やんなっちゃう」って言う光一くんが。


夜の海。
バックステージから夜の海までの記憶がほとんどない…和太鼓でいつものお口ぷくーが出ててやっぱこの癖直ってないなーと思ったくらい。あと叩きながら時々目をぎゅっとしてキツそうな顔してたから、それだけ太鼓たたくのって体力いったんだろうなーと。…それくらいかも。けどそれくらい夜の海がすっごい印象に残ってる。こんな松倉海斗初めて②。もう、ずっと目が見開いてんの。ほんと、あんな顔で踊る海ちゃん初めて見た。あれは何の表情なのかな。でも本当にずっとずっとコウイチから目を離さないでいたから、もうすぐ消えてしまうコウイチを目に焼きつけてるってことだったのかな?その、コウイチから目を離さないというのも海ちゃんなりの解釈で演技なんだろうか。それともみんながそうする場面?どっちにしてもあの演出はいいなあ。

これは完全に余談ですが。どうしても「関西から呼ばれるなら誰がいちばん近いか」みたいなこと考えちゃって、もちろんじょうくんに出てほしい気持ちもあるんだけど、やっぱり一番近いのはすえちゃんなのかな?と。ぼんやりだけど思った。夜の海を踊ってほしい関ジュナンバーワンが末澤誠也です。絶対合う…。


あとは最後の最後幕が下りるギリギリまで、隣の辰巳くんと蝶野やってました。ウィ~って。

 


ほとんど海ちゃんばっかり見てたんだけど、やっぱりこの子の踊る姿好きだなあって思った。やっぱり反対側のげんげんよりほんの少し前に出てる。それが松倉海斗。シンメが松松なときは隣にいるのがてらなことが多くて、海ちゃんに注目するとてらも双眼鏡の視野の中に入ってくるんだけど。なんせ少クラのGive me…(みつソロ)のてらに惚れてる勢なのでてらのダンスめっちゃ好きなんだけど、この日ばっかりは海ちゃんの表現の方が好きでした。うん、ダンスというより表現だな。全身全霊でカイト。OPとか、劇中のショーの中で踊る時、松倉海斗が踊っているというよりはカイトが踊っている雰囲気があって、それがいいなあって思った。松倉海斗が「カイト」を演じて、コウイチのカンパニーのいち演者として踊っている感じ。目がイってるときも、松倉海斗が山賊を演じるんじゃなくて『山賊を演じている「カイト」』を演じている感じ。…舞台素人でSHOCK初心者の松倉担でもないやつが何をって感じですけど。私の語彙力ではこんな海ちゃんの良さが伝えきれないのが残念だ…。けどもし今後博多座に入る人がこれを見ていたら、少しだけ海ちゃんにも目を向けてみてほしいです。


舞台って観るの疲れるね……すごい、ずっと緊張してるから、終わった後どっと疲れた……でも…もう一回見たい………(遺言)

 

 

 

*1:じゃんけんして勝った人の最後尾つながっていくあのゲーム…伝わる…?

*2:初演JWのシェイクスピア中島健人ととっつーとひかるくんのジャンケン交代でした

私も好きなイントロ5選したい。

 

前回の「同担拒否」のエントリーが過去1のスターでビックリしました。同じように考えてる人がそんだけいるんだと思って自称マイノリティーオタクは嬉しい限りです。この際みなさんお友達になりましょう!!!ってことで感想でもこんな妄想してくださいでも自由に送ってください↓↓

おだいばこ

 

 

ってことでします。

「くそやべぇイントロ」というのを列挙されている方のブログを拝見して、これ私もある!!!と思ってやってみたら、脳内でそのイントロ再生するだけでマジで興奮するんでみなさんもやってみるべきです。

 


Kissからはじまるミステリー(KinKiKids)

圧倒的1位。断トツ。向かうところ敵なし。(全て私内の当社比)山下達郎マジ天才。ヤバイの極み。(語彙力)

なんかもう、高まる以外の言葉で表すのが難しい。ダーダダッダッダッダッダッダダッダーダダッダッダッダッダッダダっていう音がもうヤバイ。これ読むだけでキスミス始まるくない?流れ出すくない?この感動を伝えたいのにいい例えが見つからない。今時の若者はどんな時でもヤバイって言うからバカにされがちだけど、この場合多方面にヤバイからヤバイという言葉で集約するほかない。なんとなく古い感じがするのに今聞いてもスッと入ってくる音、それでいて懐かしい気持ちにさせる長めの尺。なんせ作ったのはかの有名な山下達郎。流行のチープなトレンディードラマのクライマックスに良いタイミングで流れてきそうなイントロのくせに、本人が主演の漫画実写化推理サスペンスドラマの主題歌っていう意外性。イッツパーフェクト!!!!!むしろこのイントロに興奮しないジャニヲタがいますか。いや、いない。歌詞の素晴らしさについても5万字で語れそうだけど今日はイントロの話なので割愛。


MUSIC FOR THE PEOPLE(V6)

どう考えても好きでしょ!!!ドゥクドゥクドゥクドゥク……という静かな始まり、そしてデン!!!(仁王立ち)デケデケデケデン!!!テッテーッテーッテ…という流れ。最and高。最of強。戦隊もの感はんぱない。このデケデケデケデン!の音はどう考えても古い、懐かしい音って感じなんだけどそれがいいんだよな~~~!!!この曲ってサビの音低いしめちゃくちゃ盛りあがる音でもないからなにげにイントロが一番インパクトあると思うんだよね。曲の最後にも(転調させて)使ってるし、それだけこの曲の印象的なリズムと音なんじゃないかなぁと思いますね。


夏の名前(嵐)

Stillといい勝負なんだよな…けどよりシンプルで爽やかさを感じるのは私的にはこっちかな。この曲聞くといつも頭の中に、突き抜ける青空の端っこに小さく入道雲が見えて背の高い建物は何もない緑色の芝生が光る川沿いの土手に茶色いトランクを持った白いワンピースの女の子が白くて広いつばの麦わら帽子を風に飛ばされないように押さえている、っていう情景が一瞬で浮かび上がるんだよな(クソ細かい)。どんどん音が高くなって盛りあがったところに、歌詞の通り風が吹いたかのようにすっと流れ込んでくる大野さんの澄んだ歌声がまた夏らしくていい。夏だぜ!!!っていうギラギラした暑い(熱い)サマーソングが多いけど、嵐のサマーソングって比較的涼しい爽やかな雰囲気だから好き(ラブレ、風見鶏、それこそStillとか)。


P・A・R・A・D・O・X(嵐)

このブログでのこの曲の登場頻度ね。今後も多分多い。それだけこの曲のあらゆる部分が好きということです!!!イントロも例外なく。特に変わっているわけでもなく、リード曲に相応しい比較的スタンダードな盛り上がりそう感を醸すイントロ。ドゥーン!ドゥーン!ドゥーン!ドゥーン!と1音ずつ昇り最高に盛り上げていきつつの、最高音でのイェーーーーーーー!!!!!ぐうの音も出ません。たとえテンプレな盛り上げ方だろうと気分の高揚には逆らえない。(ジャニヲタとしての)本能的なものなのか、歌詞の通り血が騒ぐ感じ。その先の最高っぷりを知っているが故の期待値の高まりもあるんだけど、初見(初聞?)のときすでに「あ、これ絶対好きなやつ」という直感を与えたイントロです。今から最高のショータイムが始まる!って感じがしてめっちゃワクワクする。これがあったからLOVEのアルバムがここ最近の嵐のアルバムで一番気に入ってる(全体を通すとARASHICKかドリアラが優勝候補でいい勝負)。


Teleportation(中島健人

これも曲が好きなだけだろって感じなんですけど本当にこのイントロの音が好きで好きで、0.5秒で私の心を震わせる唯一の音だと思う。ただマジで0.5秒くらいしかないのでイントロと呼べるのかは謎です。けどイントロドンでこの音が聞こえたら恐らく古謝那伊留より早くマイクもぎとる自信があります!!!!!距離+五体投地のハンデ背負っても勝てる自信ある!!!
たった0.5秒、一瞬、ドゥドゥドゥーンって鳴るだけ。本当にそれだけなんですけど、そのドゥドゥドゥーンがあるだけで全然違う。この音がなくて唐突に歌から始めることもできたはずなんだけど、あえて入れたんだと私は思ってます。かの有名な「ラブストーリーは突然に」のイントロにもチュクチュチューンっていうギターの音があると思うんですけど、あれと同じような効果だと思うんですよね。関ジャムか何かで言ってたような気がしなくもないんですけど、あの音で恋に落ちた衝撃のようなものを表していると思うんですね。タイトルの通りに。テレポのコレも同じで、この音があることで中島健人が今ここへテレポートしてきたかのような衝撃があると思いませんか???(思いません)ドゥクドゥドゥーンの瞬間に\バーーン!!!/って健人が登場する感じ。なんならこの音と同時にポップアップで登場してほしいくらい。でもあれで登場すると着地するまでに1秒以上は必要な気がするから、音と同時に出てくると歌い出し間に合わないんだよな…っていう無駄な妄想と心配するくらいにはその光景を想像したことがあります。だからせいぜい光り一つない暗転の中から音と同時にピンスポがパーーーンッ!!!てな感じでいかがでしょう。すでにどっかでやってそうだけど。

 

 

っあーーーー興奮した!!!(スッキリ)イントロで直感的に好きって思ったものって結局その曲全部好きだから、やっぱりイントロって大事だ。あ~~~ジャニヲタによるジャニヲタのためのジャニソンイントロドンしてえな~~~!!!

 

 

「同担拒否」とかの話。

 

 

やっと!クリパ!きましたねー!賛否両論ありますが何も言いません!文句を言うのは幕が開いてからにします。とにかく今はありがとう!お金がありません!!!!!!

 


お題箱に1通おたよりが!ありがとうございます!

 おだいばこ

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こんな私利私欲垂れ流しブログに共感していただけているなんて;;;;感謝;;;;

Twitterやってます!けど堂々と@~~って書くのなんとなく勇気がいるので、お題箱のURL「odaibako.net/u/○○○」の○○○の部分がそのまま私の本アカウントのIDになりますので興味あるかたはそちらからお願いします!お手間取らせますが;;なにとぞ;;ちなみに鍵ついてるので、フォロリクの後に一言はてなブログから~ってリプライなりDMなりいただければすぐフォロリク許可いたしますので!ほんとえらそうに手間かけさせてすんません;;

先に言うときますけども、結構な勢いでツイートする時あるし(少クラ中とかとれ関中とか)じょうくん以外のこともめちゃくちゃ呟きます!まあイメージと違うなとかきしょいなこいつとか思ったらすぐブロックしてくださって結構ですんで!うっとうしがられながら見られるのが一番きついです!!!…って、今自分のTL見返してみたんですけど本当に、あの、「ひどい」としか形容できないありさまなので、本当に…有益なことはなにひとつ呟きませんということを今ここに自信を持って宣言します…。


それで今日話したいことなんですけども、「同担拒否」とか、そういう類の話です。


私は誰担・誰ペンの時も常に同担・同ペン大好き芸人(一部除く)です。だって、同じ人について「ここかっこいいよね!」って話せるのものすごく楽しくないですか?!他担に「あの時の○○くんかっこよかったよね?!」と言っても「見てない」で片付けられるの寂しくないですか?!私は寂しい!!!!!あと私が「見てない」で片付けがちっていうのはある。だって見てないから!自担フォーカス芸人だから!だからコンサートの後いつも他担の同行者とは話がかみ合わない。じゃんぷのときがいっつもそうで、相方と私は違う公演でも見ていたかのように話がちぐはぐになるっていうのが恒例でした。それはそれで、あ~あの時他の人はそんなことしてたのか~とはなるんですけど、人間って基本共感してもらえると嬉しい生き物じゃないですか?!(押しつけ)だから私は、同担さんと「○○の~~~ってところがいいんだよね><」「わかる!!!!!」みたいな会話がしたいわけです!!!!!

 

とはいえ3年のブランクを経てジャニヲタの世界に飛び込めば「各1」「担当以外に沸く人無理です(>_<)」「他担で○○くんに沸く人」「同担は関わりたくないし視界にも入れたくありません(>_<)」「以上の担当さんには思い当たる人(幸せになってほしい子)がいます(>_<)」とかいうので埋め尽くされてて、ババアはしんどかった。24歳ですけど、そういう世界においては(時代についていけないという点で)立派にババアなので。同担大好き芸人肩身狭い問題。

いいですか?あなた以外に○○くんの担当が消えてしまったら、個人写真や団扇の売上は減少し、ファンレターは減り、会場で自分の団扇が少ないことであなたの担当の○○くんは悲しむし、何よりお仕事がなくなってしまうかもしれないのですよ?というマジレスは置いておいて、こういう子が多すぎて私には全然友達ができません。「小瀧望リアコしんど~~~~~」とか「和也くん今日も大天使~~~~~」とか「涼くん沼~~~~~」とかTLで叫んでる藤原担(しかも新規)の私は殺されるんじゃないですかね。あ、これ日常茶飯事です。

それでも自作のキンブレとメゾンドフルールのイニシャルチャーム、アプリで加工されたやたら目のでかい自担の闇写、ステフォで顔を隠して撮ったプリクラ、何十枚も並べられたチケット、ステージの写メに重ねられた半透明のマイメロ…そんな写真のコラージュがないと、友達を集めるためのハッシュタグがついたツイートはRTされません。こっちからRTしようにも、さっき言ったみたいな(>_<)的な案件がツイフィール*1に並ぶし、98、99、下手したら03…中学生やないかい!!!勉強せい!!!!!って鼻息が荒くなって結局諦める。いや年齢で差別したいんじゃないのよ、むしろその年代が多い中で93年生まれの私が友達作ろうとしててごみんよ………って、友達作るのってこんなしんどかったっけ???それならいらねー!!!ってなって今に至ります。

 

そんな私も必死に武装して(偽装して)出した拡散で少なからず出会えた関西担さんたちはみんないい方ばかりで、今のところ楽しくやっています。しかしイマイチRT数が伸び悩むのはやはりチケットの写真もステージの写真もなければ、「量産型」ファッションの私が映るプリクラもないからでしょうね。まあ、この先一生そんなプリクラは生まれませんが。しかし幸いなことに、こんな同担拒否過激派が溢れる時代、同担大好き芸人(で新規)の私に同担の友達なんかできるわけない…と思っていたら、素敵な同担様に2人も出会えました!!!やっぱり好きな人の魅力を共感してもらえるのってすごく嬉しいし、私が気付かない魅力にも気付かせてくれる。同担大好き。


だからもうはてなブログ書いてるようなオタクとお友達になりたいんだよな~!はてブ書くようなオタクってほとんどが面倒なおたくだと思うの!あっこれは褒めてます!私もそうだし!だからこう、自担のことになると「すきぴ愛しいだよ(>_<)」じゃなくて「○○くんの靴になって毎日彼の足をあらゆる障害から守りたい」みたいになる人がいいんですよ。すげえわかりにくいけどこれ。もしかしたら件のような拡散を出していても私がスター投げたくなるような文章を書く方はいらっしゃるのかもしれません。それならそれで、そういう拡散というだけで私はRTしないし迎えにもいかないわけだから、ココで、はてなブログで、出会いたいと思いますね。たとえば、この何行か上の「件」というのを自然な流れで「くだん」と読んでくれるような、そんな人と友達になりたいです。(これはあくまで例えですのでお気になさらず)

 

 

 

*1:昔ツイプロじゃなかった?名前変わったの?時代だ…

自担の日誌を読んだ話。

 


藤原丈一郎に降りて2ヶ月が経とうとしていますが、この2ヵ月弱の間だけで、私の中にたくさんの新しいじょうくんが入ってきました。まるで今が降りるタイミングだったんだと示してくるかのように。実際はただの偶然なんだけど。

要するに、それだけアンテナを張れば情報は入ってくるということです。ここ数年ジャニーズ全体から距離があって、関西に限らずジャニーズの情報を積極的に収集していなかった。しかし私が知らないだけで毎日溢れんばかりの情報が湧いて出ていたんですよね、その間にも。だから実際あのタイミングで降りなければ、舞台挨拶も(下手したら映画も)見学もこの日誌もとれ関の当番も、情報が私の中に入ってこなかったわけです。私が興味を持って、積極的に掬いあげたから得られただけの話なんです。だからアンテナを張るって、興味を持つことって、すごく大事なことなんだなって思うんです。


かんじゅ日誌の当番が、自担であるじょうくんに回ってきました。私が彼に降りてすぐに順番を回してくれてありがとう偉い人。どうやらこの順番は決まっていないらしいので、本当に偶然でしかないこのタイミングを嬉しく思います。

前回のまとくんの時のように詳しく解説するまでもなく(だって前半は意味わかんないし)、今回特筆するのは「5年後の藤原丈一郎へ」だけでいいのではないかと思います。エモくなるしかないやないかい。いやまあ実際それだけじゃ足りないんですけどね、じょうはしあさのおソロ問題も突然のはましげもそのままにしてはおけないので後々触れますが。


「5年後の藤原丈一郎へ」

これをわざわざここに書き記してくれてありがとう、じょうくん。後世にどれだけ残るともしれないワールドワイドウェブに、自らの言葉と表現で発信してくれてありがとう。

私はまだ藤原丈一郎という人間を語れるほど彼のことを知らないし時間を共に過ごしていません。でも少なくとも今の私が見ているじょうくん、今私が好きなじょうくんがここに詰まっている気がしたよ。夢はそうやって口にしていこう、言霊って絶対あるから。いや、もはやそれは夢ではなくて目標なのかもね。だって「来年には達成したい」とはっきり書いているから。「~と思います」じゃないんだよ、「したい」っていう言い切り。「します」という断定ではなく、「したい」という願望。今までのじょうくんをすべて知っているわけではないけれど、今の藤原丈一郎に降りてよかったなって心底思いました。こんな気持ちを持って、それを口にできるじょうくんに降りてよかったなって。

たとえばそれこそ、まいジャニの冒頭ではっきりと悔しい顔をして神ちゃんの名前を出せるところとか、すごいなって思う。だって、同期だよ?同じ時にジャニーズ人生がスタートしたんだよ?ジュニアとデビュー組じゃステージが違うんだよ?(自分で言っててつらい)…って思ったんだけど、もしかしたらじょうくんはそんなこと思ってないのかもしれない。違うステージにいるなんてこと。オタクの幻想なのかもしれないけどね。

こういうとき私は、推しである峯岸みなみちゃんのソロ曲「私は私」の歌詞を思い出すんですが、

一緒にスタートしたはずの 仲間はずっと先に行ってる
後ろ姿見えない時 自分の足が遅いと思う
それぞれが目指した場所や そのスピード違うのに
悔しさと 苛立ちに 負けそうな時もあるけど…

こういうフレーズが2番の歌い出しにありまして。私は受験やら仕事やらで躓くたびにこの曲を聴いて泣いてスッキリしてきたくらいには共感を持ってこの曲を聴いているんですが、まさに今のじょうくん含むその周辺のジュニアたちって「一緒にスタートしたはずの仲間」が「ずっと先に行ってる」姿を見ているわけじゃないですか。じょうくんやこじは「お金がかかるからじゃないですかね!」とかって強がってたけど、本当は悔しいんじゃないのかな。てか悔しいと思ってないと私は嫌だけど。だからって「自分の足が遅いと思う」ことはないと思うんですけどね。…いや、思ったりするのかな。だからこそ「悔しさと苛立ち」を糧に見えなくなりそうな後ろ姿を今必死で追いかけているところだよね。きっと。走り続けてほしいけど、その結果疲れてぶっ倒れてしまわれないかとも思っていて。じょうくんが好きだと書いたSHOCKのセリフみたいに、休み休みでいいよとも言っていいものなのかも疑問であって。……ああ、重いオタクしんどい。けど私には沿道で応援しながら並行して走っていくことしかできないから、せめてじょうくんが走るその道とかわるがわる見えてくる景色を一緒に見たいなぁ。………重いね。(永遠にループ)


アッあと言わずもがな「海斗」の登場にスタオベ(精神的)だったよ…いや多分そんな人私だけなんだけど…それでも「海斗」呼びを確認できただけで私はもう死んでもいい…!どんな顔で見ていたんだろう;;どんな気持ちで見ていたんだろう;;モンペ的視点でいつか出られればいいなって思わないこともないけど、本人が出たいって思ってくれてたらちょっと嬉しいな;;どうでもいいけどてらぴのこと「寺」って呼んでるの???仲良しなの???そこんとこ詳しく教えて?!?!

あとこっそりはましげと釣り行ってるやん?え??なにそのしんどい案件。濱田にも重岡にも全く思い入れないけど(なんか失礼)WESTと絡むだけでなんかしんどいのはどうして。同期特集でじょうこじの叫びのせいですか。あ~~~!かみじょう見たいな~!次は神ちゃんと一緒に三浦大知のライブでも行きませんか?!?!大知くんのエッセンスを取り入れたじょうくん見た過ぎるよ?!

おソロなおくつの件は、「尊い」っていう言葉以外でどう表せばよいのですか。どうも語彙力を失ったオタクです。あ~あのVANS持ってたけど捨てたな~(どうでもいい)。


あと個人的に嬉しかったのは、いろんな舞台を見に行ってくれていたことです。自分自身が舞台のお仕事後だったからなのか、いろんなものを見学していたみたいで嬉しかった。「バレーボールの舞台」を見に行ってたのもちょっとびっくり。原作好きなのかな?でもそうやって普段触れられない世界に触れてくれることは彼を応援する(重めの)オタクとしては喜ばしいことだなぁ。ジャニーズの諸先輩方の舞台、仲間の舞台から学ぶこともたくさんあるはずだけど、公に交わることのない世界から学ぶこともまた多いと思うんだよね。私はじょうくんにいつか外部舞台の役を1人で掴んでほしいと思っているから、本人が興味を持ってその世界を覗いてくれてるということに期待が高まってしまいますね。ああ、魔女宅のあらんちゃんを見て何を思ったのかな。いつかどこかで感想教えてくれたらいいな~。

冒頭の話に戻るけど、アンテナを張ることって本当に大事で、だからじょうくんがこうしてたくさん舞台を観に行ってくれてるのが本当に嬉しい。それっていろんなことを勉強したいからできることじゃないですか。単純な興味でもいいです、それも必要だと思うから。10年以上ジュニアでいて、さらに高みに向かって努力し勉強しているところが本当に素敵だと思うのです。福岡までエイトの見学に来たのもそう。(ただじょうくんが横山担として遠征したという疑念も捨てられないではないが)ちゃんと先輩の勇姿と仲間たちの姿を見に遠い地まで足を運んでるのがすごいなーって。ほとんど芸人だけど、やっぱり真面目だなって思います。そしてそんな真面目にジャニーズしてるじょうくんが好きだなって、改めて感じました。

 


でもじょうくんよ、前半のあれはなんでしょうね。意味がわからなくて読み飛ばしたよ!!!!!!!!もうちょっと短くていいから見に行った舞台のこともうちょっと書いて!!!感想聞かせて!!!でもせっかくなので室龍太はちゃんとあれを受けるように!!!!!(ここ重要)

 

 

 

「ボクらの時代」を見た話。

 


嵐担ではないですが見ました。そう、なんでかって私は野田洋次郎RADWIMPS)が好きだからです。全国の嵐担並びにJ担のみなさんごめんなさい。よーじろーのために(1週間前から録画予約しておいて)見ました。本当は自担の日誌の話とかとれ関の話とかしたいんですけど、どうしてもどこかに書きたかったので書かせてください。

※ひたすらRADWIMPSの話です。

 


今でこそメディアに出たりSNSを始めたり、「前前前世」のおかげで知名度の上がったRADですが、私が好きになったときはまだほとんど無名のバンドでした。

私が彼らに出会ったのは2006年でした。そして「セツナレンサ」と『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』のころなので11~12月だったようです。きっかけは部活の先輩でした。「とにかくいいから聞いてみて」とわざわざセツナレンサの歌詞を打ち出したプリントとおかずのごはんを差し出され、「ほとんど英語じゃん…」と思いつつ言われるがままに聞きました。ちょうど、相方のせいでジャニヲタが本格化したのと同じころです。だから私の音楽的思考はジャニーズに傾きつつあったところに、ドカンと衝撃が襲いました。もう、どハマりです。今でいえば、沼。完全に沼だった。底なしの沼に丸腰で飛び込んじゃったもんだからもう、沈む一方。今思えば、特段邦ロックに興味があったわけでもない私*1に有無も言わさずとにかく聞けと押しつけてくれた先輩に感謝します。

今でも一番好きなアルバムはきっかけになった『おかずのごはん』です。「ふたりごと」のイントロ、洋次郎が息を吸う音から始まり、静かに終わったアウトロから突然激しいギターリフで始まる「ギミギミック」につながり、盛り上げまくった音でこれまた突然終わったかと思えば唐突に歌いだす「05410-《ん》」…と、文字通りエンドレスリピートし続けていたおかげで頭から終わりまで通して聞きすぎて、アウトロを聞いたら次曲のイントロが自然と脳内再生されてしまうほど記憶に残っているアルバム。洋次郎本人も「これがRADWIMPSだと言えるアルバム」だと言うし、私も思います。そして私はこのころのRADの音楽が一番好きです。


番組の中で洋次郎が「平気で何年もアルバム出さないときもある」「それ(一発目)が全く売れなかったりとか」ということを語っていました。

『おかずのごはん』は4枚目のアルバムですが、2006年は2月に初のメジャーアルバムとなる3rd『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』を出した10ヵ月後に『おかずのごはん』をリリースしています。それを考えると、その次の5th『アルトコロニーの定理』が2009年3月、6th『絶体絶命』が2011年3月、7th『×と○と罪と』が2013年12月、8th『人間開花』が2016年11月というその後のアルバムリリースの間隔がほぼ2年おきであることが長く感じます。7から8までは丸3年空いています。

私は『絶体絶命』以降の2枚をほとんど聞いていません(『×と~』はレンタルしましたが)。それは、全体の雰囲気の変化をなんとなくですが感じたからです。洋次郎も「(長く間が空いて一発目)全く違うことをやるんですけど」と言っていたように、アルバムごとにかなり雰囲気が変わるのがRADの魅力でもあります。ただ5th以降は大体同じような雰囲気を纏っていると感じていて、あくまで私が好きだったのは『おかずのごはん』であり『おかずのごはん』を初めに聞いたからここまでハマったんだとも思います。大きく見れば、グラデーションのように徐々に変わっていっているようにも見えますが、4と5(と6)の間だけを取ると大きく変わっていると感じるのです。洋次郎が対談内で思い浮かべた作品がどれかはわかりませんが、『おかずのごはん』以降の作品であるのはたしかで、私みたいな感想を抱いた人が少なからずいたことで「当たらなかった」という印象を洋次郎自身が持ったのかもしれません。


『おかずのごはん』はどっからどうみても恋愛ソング集です。全部が完全にラブソング(と私は感じている)。具体的な誰かがそこにいるとしか思えない。実際「遠恋」を「初のフィクション」と言っているし、洋次郎が長く付き合っていた彼女に贈ったアルバムとも聞いたことがあります(噂ですが)。そして英語詞が多い。「05410-《ん》」とか「セツナレンサ」なんか4分の3は英語の詞です。帰国子女の英語は全く不快ではないんだけど、いかんせん日本語が公用語なので聞いていてスッと意味がわかるほどの英語力は持ち合わせていません。

私なりの解釈としては、英語を多くすることであえてまわりくどく伝えたかったんじゃないのかなと思っています。これを聞くほとんどの人は、彼が歌う速さでこの英語の歌詞を聞いてもリアルタイムで意味を理解しながら聞くのは難しいはずです。そうするおかげで、いい意味で曲をなんとなく聞ける。ダイレクトに深い意味を受け取らずに聞き流すことができる。洋次郎の恋の話ではなく、音楽として。


そして5th『アルトコロニーの定理』では圧倒的に英語の詞が減ります。多分、ほぼない。音の雰囲気も私の体感ではガラリと変ったような印象を受けました。タイトルも「RADWIMPS○~○○○~」の形式をやめます。そして「おしゃかしゃま」のような人間の命や神様についての歌詞が徐々に多くなり始めます。それでもほとんどは恋愛の詞で、「メルヘンとグレーテル」で「ふたりごと」の“そんな歌”が完結するっていう伏線回収の仕方が洋次郎っぽい。6th『絶体絶命』にいたってはタイトルが命をテーマにしているという重さ(褒めてる)。だって「糸色(いとしき)体 糸色(いとしき)命」ですよ?重くない?(だから褒めてる)っていうタイトルからも読み取れるように断然人間そのものに重きを置くようになったんじゃないかと思います。

5thから圧倒的に英語詞が減ったことで、今度はそれまでとは対照的に、気持ちや言葉をダイレクトに伝えたかったのかなぁと解釈するようにしています。「自分が経験していないと納得できない」らしい洋次郎が詞に載せた恋の話はきっとほとんどがノンフィクションで、歌詞にしちゃうくせに英語というオブラートに包んだ。そのオブラートを除くことで、今度はダイレクトに歌詞が届くようになって、洋次郎はそれを狙っていたんじゃないかと思っています。


野田洋次郎という人はきっとものすごく頭がいいんだと思います(実際中高桐蔭で慶應中退っていう学歴)。だからその言葉選びが本当に秀逸で、好きです。そのぶんMCというか曲の合間に話す言葉はたまに、アドレナリンのせいなのかめちゃくちゃキザに聞こえるときがあるけど。番組内でもそれをすごく感じて、30歳で諦めたというJに「30までそうやってもがいたから諦める権利を得たのかもね」って言ったところとか、会う前のJの印象について話している場面で「これの50倍くらいキザで、100倍くらいとっつきづらくて、2000倍くらいもうちょっと嫌な人だと思ってた」と言ったところとか。なんてことない例え方ですが、これがすごく洋次郎っぽいなぁと私はなんとなく感じました。こういう言葉の選び方が野田洋次郎っぽいなぁって。(私の語彙力では「洋次郎っぽい」というのが限界)

あとメディア露出が増えたことについて言及しているのも嬉しかった。ずーっと歌番組に出てなくて、何かの主題歌になることもなかったRADが、それでも十分人気のあった彼らが、ここ数年で急にメディア露出を増やし映画主題歌がバカ売れし紅白に出演しツイッターもインスタも始めちゃった。私はなんとなく腑に落ちなかった。「RADWIMPS前前前世」みたいな風潮も。RADを紹介する時必ず「入れ替わってる?!」の映像と音楽が流れることも。もっともっと素敵な曲があるのに!口ずさみづらい曲ばっかりなのに!と。みんな少し前まで「有心論」と「ふたりごと」しか知らなかったくせに!みたいな。醜い古参の姿ですね。私こそここ数年の彼らの音楽聞いてないくせに(君の名は。も見てないくせに)。

でも洋次郎本人が「3.4年前とかだとこんなふうにテレビに出るのはあり得なかった、考えられなかった」って思ってることを分かった上で、「時代から切り離してクリエイティブを考えちゃダメだなと思ってて」と言ってくれたことで妙にストンと落ちてきました。時代の流れから逸脱したクリエイティブにならないように、その時代に乗っかっていたんだなぁと。そう思うと、まったくメディアに出なかった洋次郎がこうしてジャニーズと映画監督という異業種交流をしている姿を地上波で見せてくれるというのは、すごくありがたいなぁと思いますね。


この「ボクらの時代」のことを知ったのは、野田洋次郎ツイッターアカウントでした。本人が番組の公式アカウントのツイートをRTしていたので、すぐに録画予約しました。「潤ちゃんかジュンジュンと呼んでます」「いやだと言われたけど」って、そんなに仲良しなのかよ・・・って頭抱えた。しかも番組内で「ショウタの誕生日に…」って言ってたのは松田の翔太ですか?何でしょうその俺得空間?さらに頭抱えたわ・・・別次元にいると思っていた好きなものと好きなものの世界が触れ合うって本当に尊い。47のメイキングで安田がめっちゃ大声でme me she歌ってるのが収録されていることも*2、横山さんがハマっていると公言してレコメンで流したりしていたことも、ニノさんで有心論の歌詞を紹介してくれたことも、尊いでも間違ってもジャニーズに楽曲提供とかしなくていいからねよーじろー…


ジャニーズに次いで唯一ずっと応援しているものだったのでちょっと熱くなってしまいました。もしこれを読んでくれたジャニヲタさんで「前前前世」しか知らないという方がいればぜひ!RADWIMPSの過去楽曲も聞いてみてください。手始めに『おかずのごはん』あたりからどうですか。

 

 

*1:小5で175R、小6でBUMPにハマるも本当に一瞬で終わった

*2:たしか石川あたりじゃなかったかな